車のサブスク(カーリース) 基礎知識

カーリースとカーローンはどちらがお得?それぞれの特徴と向いている人をプロが教えます

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フクロウ君

『カーリース(車のサブスク)とカーローンはどっちがお得?』

『カーリースは割高なの?金利に違いはある?』

『カーリースを利用するメリットはあるの?』

カーリースとカーローンではどちらがお得なのでしょうか。

どちらも分割払いをする点は似ていますが、金利や毎月の支払い金額がどれくらい違うのか気になりますよね。

カーリースとカーローンを比較して、できれば安いほうを利用したいと思うかもしれません。しかしカーリースとカーローンとでは、仕組みが全く異なります。

つまり、料金だけの比較でどちらが得か?を判断するといさみ足になるかもしれません。

この記事を読めば分かること
★カーリースが向いている人・お得な人
★カーリースとカーローンの仕組みの違い
★カーリースとカーローンのメリット・デメリット
★カーリースと中古車購入はどっちがお得?

ミーア先生

この記事では、カーリースとカーローンのどちらがお得なのかを比較しています。また仕組みの違いやメリット・デメリットを車のプロが徹底解説。さらにカーリースが向いている・お得になる人も教えます。

カーリースとカーローンとで迷っている方はぜひ参考にしてください。

カーリース(車のサブスク)とカーローンはどちらがお得?金利がかかるって本当?

カーリースには金利ではなく手数料がかかる

カーリースには金利というものがありません。そもそも金利とは、お金を借りて返済をするときの利息のことをいいます。

カーリースでは金利というよりも手数料という言い方が当てはまります。ただしカーリースの手数料は月額料金に含まれているため、別途支払いが発生するわけではありません。

カーリースの手数料は非公開ですが、実際に月額料金にいくらか上乗せされています。金額はリース会社によって異なりますが、公表されていないので残念ながら比較ができません。

カーリースやサブスクは金利ではなく月額料金とサービス内容で決める

カーリースやサブスクの月額料金には、車両本体価格のほかに税金や保険料などの項目が含まれています。そのため、カーローンとカーリースの総額を比較したらカーリースの方が高いです。

しかしカーリースの手数料は非公開ですから、カーローンの金利と比較ができません。

またサービス内容も異なるため、金利ではなく毎月の月額料金やサービス内容で比較して決めましょう。

カーリース(サブスク)とカーローンの違い

カーリース(サブスク)の特徴

月額料金が定額

カーリースはカーローンと異なり、支払い金額がずっと定額です。定額の月額料金を支払ってサービスを受けられる「サブスクリプション」は、動画や音楽のサービスでよく見られますね。車のサブスクも同様で、月額料金は契約時から契約満了まで変わりません。

維持費が月額料金にコミコミ

カーリースの月額料金には、税金や保険料・車検代などが含まれています。支払い総額はカーローンよりも高くなりますが、月額料金の金額はずっと変わりません。

残価を差し引いた金額で月額料金を設定している

カーリースの月額料金は車両本体価格から残価が差し引かれています。残価とは、契約期間満了時に想定される市場価値のことです。たとえば200万円の車の残価を50万円とすると、150万円が契約期間中に支払う車両本体価格となります。

車の所有権がリース会社にある

カーリースや車のサブスクは、顧客の代わりにリース会社が車を購入して貸し出すサービスです。所有権は基本的にリース会社となっているので、納税はリース会社がおこないます。

長期に渡り車を借りられる

カーリースとレンタカーは混同しやすいですが、レンタカーとは「短期契約」のサービスです。カーリースや車のサブスクでは、車を購入したときとほぼ同じ感覚で車に乗ることができます。

カーローンの種類と特徴

カーローンは、金融機関などからお金を借りて車を購入する仕組みです。支払いは元金のほか、ローン会社が設定した利息を含めて毎月返済していきます。

カーローンといっても種類はさまざま。一般的なディーラーローンをはじめとして、おもに4つに分類されます。

種類 特徴
ディーラーローン ・ディーラーが信販会社などと提携している

・金利が高い

・車の購入と同時にローンが組める

・銀行系ローンと比べて審査に通りやすい

銀行系のカーローン ・銀行や信用金庫のローン

・金利が安い

・審査が厳しい

信販会社のカーローン ・信販会社が車両代金を立て替える

・金利が高い

・審査に比較的通りやすい

残価設定ローン(残クレ) ・残価を差し引いた金額でローンを組む

・支払い金額が安い

・審査に比較的通りやすい

・まとまった支払いが発生する

カーローンの種類の違いは、金利の高さや審査の通りやすさにあります。金利が高いカーローンは審査に通りやすく、金利が安い銀行系や信販会社のローンは審査に通りにくいのが特徴です。

またここ最近では、残クレも多く提供されています。残価が設定されている分支払いが安いですが、車を買い取る際には残価を支払う仕組みです。

カーリース(サブスク)とカーローンの特徴を比較

カーリースとカーローンとでは仕組みが全く異なります。総額はカーリースの方が高くなるかもしれませんが、税金や保険料・車検代などが月額料金にコミコミです。

さらにカーローンでは、税金や自賠責保険料に対してローンを組めません。またある程度の頭金も求められます。一方、カーリースなら面倒な支払いや大きな出費が不要です。

カーリース・サブスク カーローン
車の所有権 なし あり
頭金・初期費用 不要 必要
契約途中の一括支払い できない できる
税金・自賠責保険料 月額料金に含まれる その都度支払う
車検代・メンテナンス代・任意保険料 月額料金に含まれる

(リース会社やプランによる)

その都度支払う
利用制限(走行距離制限・カスタマイズ・原状回復) あり なし

カーリース(サブスク)のメリット・デメリット

メリット

・頭金・初期費用が不要
・月額料金が定額
・家計の管理がしやすい
・残価があるから月額料金が安い
・支払いは乗りたい期間分だけ
・車の維持費や税金が定額になる
・申し込みから契約までがWEBで完結

カーリースやサブスクのメリットは、おもに手軽で無駄な支払いがないところにあります。カーローンで車を購入すると、頭金や車検代などに大きな費用がかかりますよね。しかしカーリースでは、貯金が少ない方でも新車に乗れます。

また車の維持費が定額になるほか、必要な期間分のみ支払いが発生するため家計の管理がしやすいです。車の購入と維持には不定期で大きな費用が発生しますが、カーリースは契約期間中の追加料金はありません。

カーリースはカーローンとは違って、乗り出し時にまとまった出費がありません。オンラインでサクッと審査申し込みができるため、時間と初期費用を節約しながら資金を手元において置くことが可能です!
また税金や保険・メンテナンスもコミコミ定額なので、車に関する資金管理が楽になります。

デメリット

・途中解約ができない
・走行距離制限がある
・契約満了後に車の返却を求められることがある
・原状回復を求められることがある

カーリースやサブスク独自のデメリットは、途中解約や走行距離制限です。カーリースでは契約期間中の内容変更や途中解約ができません。どうしても解約をしたい場合は違約金が発生するので注意しましょう。

カーリースにおける走行距離制限や原状回復費用は、月額料金を安くするための制度です。返却された車の価値を一定にすることで、安定した月額料金で利用できます。

ただし走行距離制限と原状回復費用は、契約満了後に車を返却する方のみに求められます。心配な方は契約満了後に車がもらえるカーリースやサブスクを選ぶと良いでしょう。

カーローンのメリット・デメリット

メリット

・車が自分のものになる
・分割払いができる
・残価設定ローンは毎月の支払いが安い

カーローンのメリットは、支払いが終われば車が必ず自分のものになることです。もちろん走行距離制限などはありません。カーリースでは車の返却を求められることがありますが、カーローンでは支払い中も自由に車に乗れます。

またカーローンは、一括で購入できない金額を分割払いにできます。現金一括購入では多額の資金が必要ですが、カーローンなら毎月少しずつ返済できる点が大きなメリットです。

しかも残価設定ローンでは残価が引かれるため、通常のカーローンよりも月々の支払いが安いです。車を買い取らない場合は大きな出費がなく、好きな期間だけ好きな車に乗れます。

デメリット

・頭金を求められる
・ボーナス払いが発生する
・ローン完済までは車の所有権がない
・残クレは残価の支払いがある

カーローンとは、いわば「借金」をしている状態です。しかもローンを完済するまでは車の所有権が信販会社にあります。返済中は車が担保となっているため、売却や乗りかえが自由にできません。

またカーローンではある程度の頭金やボーナス払いを求められることが多いです。頭金やボーナス払いを設定すれば、月々の支払金額を安くできます。しかしローン購入はまとまった費用がかかるため、家計の負担となる可能性があるのです。

カーリース(サブスク)とカーローンの費用を比較シミュレーション

https://twitter.com/hinode361/status/1566324503281471490

カーリースとカーローンどっちがいいのか?気になっている方がたくさんいらっしゃいますね。

カーリースとカーローンでは、実際にどれだけの費用がかかるのでしょうか。トヨタのサブスク「KINTO(キント)」では、公式サイトでカーリースとカーローンの費用を比較できます。今回はトヨタのアクアで比較してみました。

比較条件
車種 アクア X HEV 1.5L 2WD(5人)
契約期間 7年
年齢 誰でも運転OK
カーローン詳細 均等84回払い、金利5.0%

KINTO 銀行系ローン
車両代・オプション代 月額料金に含まれる 2,173,820円
税金・諸費用 308,210円
保険料・メンテナンス代・車検代 2,150,282円
分割払い手数料 407,042円
下取り価格 217,382円
支払い総額 3,215,520円 4,821,972円
月々の支払額 38,280円 初回 57,772円

2回目以降 57,400円

カーリースとカーローンを比較してみると、総額も月々の支払金額もカーリースの方が安くなりました。(※ただし結果はリース会社や契約期間により異なります)

カーリースでは残価が設定されているため、実際に使用した期間の総額がカーローンよりも安くなることがあります。残価も金利も公開されていませんが、今回のケースでは同じ条件でも総額が100万円以上も違います!

カーリース(サブスク)の方が向いている・お得な人

家計管理をラクにしたい

カーリースは車に乗りつつ貯金をしたい方や、まとまった出費を減らしたい方におすすめです。月額料金が定額で急な出費がかからないため、家計の支出管理が楽になります。

車を買いに行く時間がない

カーリースは申し込みから契約までがWEB上で完結します。仕事や子育てなどでディーラーに出向く時間がない方でも、自宅にいるすき間時間で手続きを進められます。

面倒な手間や手続きを減らしたい

カーリースでは基本的に来店が不要です。また車検やメンテナンスを受ける店舗も決まっています。引っ越し先でカーリースを利用したい方や忙しい方などでも、面倒な手続きなしでスムーズに進められるでしょう。

カーリースか 中古車を買うのはどっちがお得?

新車か中古車 どっちがお得?

カーリースで多いのが新車リースなので、新車と中古車どちらが得かと言う話をしておきます。

結論から言うと、新車と中古車では新車の方が割安です。

どうしてかって言うと、新車販売の方は誰もたいして儲けていないからです。

新車で乗った車が売られて、売られた後で中古の人たちがめいいっぱいマージンが乗っけられて売買されます。

新車販売の車屋はメンテナンスで儲けているのに対し、中古車屋は中古車の車両価格で儲けます。

メンテナンスで稼ぐ機会が少ない中古車の価格に車両管理費や人件費などの諸経費が含まれるのは仕方ないことというかビジネス上当たり前です。

また中古車よりも新車の方が年数経過後に価値が残る確率が高いのでリセールバリュー分得するでしょう。

このようなコスパの観点から新車の方が割安だと言えます。

カーリースか一括購入かローン購入 どれがお得?

カーリースか一括購入かローン購入のうち、どれがおすすめか?

それぞれの乗り方にはそれぞれの良いところがあります。

現金一括で購入する場合は手数料を誰にも支払わない分、最も安く「車両」を買えたことになります。

ただし、手元にお金を残しておくことで利用できた機会を損失していることに注意が必要です。

カーリースやローンは手元の現金が減らないため、残した資金を活用することができます。対して、現金一括払いはその機会を損失します。

また、ローン購入と一括購入の場合はまだ日本では登録の関係でオンラインで購入できるところはほとんどありません。対してカーリースは、オンラインで審査申し込みが可能です。

お金を減らすことなく時間も節約できるのでボクはカーリースをおすすめしています。

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Shuhei Kondo

1985年生まれ。 株式会社コンドウ代表取締役。 カーリース販売歴10年。「日経トレンディ」にて車のサブスクについて解説。 オリックスカーリース「いまのりセブン」8年連続 販売台数 県内第1位。 リース商品はそれぞれの特徴や仕組みが違うため、それぞれの商品を知ろうと思うとそれなりの労力と時間が必要になります。なので僕が皆さんにできるだけ優しく商品のメリットデメリットをまとめて、そのリース商品はどんな人にお勧めなのか?をカーリースの教室でシェアいたします。 自分が経験したことを、見る人にとってわかりやすく伝えることを大切にしています。 カーリースアドバイザー・車のサブスクアドバイザー。

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