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こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・トヨタの定額制サービス「キント」と一般的な「カーリース」の比較
・それぞれのサービスの特徴・メリット・デメリット
・カーリースとの違い
・通常割賦プランや残価設定型プランとの違い
この記事を書いているボクは、元ディーラー営業マンで各社のカーリースを販売していました。ボク自身も、カーリースを利用して5年。無料クーポンにて2回車検を実施しています。
今回はトヨタが始めたカーリースサービス「キント」とカーリース業界最王手のオリックス自動車の「オリックスカーリース」を比較していきます。
トヨタの定額制サービス「キント」と「カーリース」を徹底比較!
KINTO(キント)とオリックスカーリースの期間や料金の比較一覧
キント・セレクト(トヨタ) | キント・ワン(トヨタ) | オリックスカーリース | |
対象車種 | RXなどレクサス6車種から選択。6ヶ月ごとに乗り換え | ルーミー、ヤリスクロス、クラウンなど18車種から選択 | 国産全メーカー対応 |
期間 | 3年 | 3年・5年・7年 | 7~11年 |
月額料金 | 19万8000円 | 1万4740円〜(7年プラン) | 1万2870円〜(9−11年・いまのりイレブン) 1万3420円~(7-9年・いまのりナイン) 1万5950円~(5-7年・いまのりセブン) |
月額料金に含まれるもの | 自動車税、自動車重量税、任意保険など | 自動車税、自動車重量税、点検費用、任意保険など | 自動車税、自動車重量税、車検・オイル交換等、自賠責保険(※任意保険)など |
【追記】キントセレクトはなくなり、キントワンでレクサス車が選択できるようになりました。
※トヨタのキントでは任意保険が初めからリースに含まれていますが、オリックスカーリースの任意保険についてはリースに含めるかどうかは契約者の任意となります。
また、キントは3年プランの場合は1回目の車検が訪れる前に返却するため車検が必要ありません。5年7年プランは車検がつきます。オリックスカーリースの場合は、車検・オイル交換・オイルエレメント交換は無料クーポンにて全国のオリックス提携工場にて実施します。
月額料金の比較はサービス内容が異なるため、各サービスの特徴やメリットの比較をご覧いただきそのサービスに対しての月額料金が自分にとって適正なのかをご判断ください。
なお、上記掲載料金はそれぞれのサービスにおける最安料金です。
ポイント
そもそも、KINTOとは?仕組みについての詳細は『トヨタのKINTO(キント)とは?残価設定ローンとの仕組みの違いを徹底解説!』をご覧ください。
【追記】レクサス車がキント・ワンで選択可能に。さらに利用期間が5年、7年が追加となりました
主な変更点は次の通りです。
・キント・セレクトが終了しレクサス車が、キント・ワンで選べるようになりました。
・キントワンの利用期間が3年のみでしたが、新たに5年、7年の利用も可能になったため、長期利用を選択することで月額の利用料金を抑えることが可能となります。
・また、割安な手数料で結婚やお子様の成長などのライフスタイルに合わせて乗り換えができる「のりかえGO」を利用すれば、3年プランでは契約から1年半後、5年/ 7年プランでは3年後以降、好きなタイミングで乗り換えが可能となります。
例えば、独身時代、結婚して二人だけの生活を送る場合と子供が生まれてからの生活では乗りたい車種が変わるものですよね。しかもその間の期間は短期的であったり長期的であったりまちまち。そんな時に年数別の別プランへ柔軟に車の乗り換えができるサービスが加わりました。(のりかえGO)
3年契約の他に5年、7年契約が選択可能となった新たなキント・ワンについてもっと詳しく知りたい方は、『悪い評判は?KINTO(キント)のデメリット3つとメリット7つを解説!』をご覧ください。
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※メンテナンスはすべて正規トヨタディーラーが対応します※
KINTO(キント)とオリックスカーリースの特徴・メリット・デメリット
トヨタの個人向けカーリース「KINTO(キント)」の特徴は?
「KINTO-ONE(キント・ワン)」の特徴を見てみましょう。
「KINTO-ONE(キント・ワン)」
・契約期間最長7年、リース料金は、毎月均等払い。
・リース料金は、メンテナンス、任意保険等を含む。
・契約満了時に車を返却することが条件。
トヨタの定額制サービス「KINTO(キント)」のメリット
・保険含めオールインワンで手軽
任意保険の内容は基本的な対人対物だけでなくフルカバーの車両保険がつきます。全年齢対応。車両保険の免責は5万円なので、もしもの際にも最小限ですみます。
・正規ディーラーによる安心のメンテナンスが受けられる
6ヶ月ごとの定期点検及び消耗品等の交換が正規ディーラーで受けられられます。代車料も無料となります。
・お手頃な手数料で乗り換えできる「のりかえGO」が登場。
一般的なカーリースでは契約期間中の乗り換えは解約料が発生しますが、KINTOでは解約するよりも割安な手数料で乗り換えを選択できます。
・車両の選択や見積もり・審査申込みがWEBで済ますことが可能
最終的な契約では販売店に出向く必要がありますが、見積りや審査申込みがWEB上で完了します。
審査結果は3営業日以内を目安にメールで連絡がきます。販売店で契約をした方はセールスマンからの連絡となります。
トヨタの定額制サービス「KINTO(キント)のデメリット
・任意保険の等級が上がっている方にとって割高感は否めない。
おそらく、若年層と経験値の高いドライバーも同じ保険料としてワンプライスで価格設定しているので経験豊富なドライバーが割を食う形になっていると思われます。そのため、この料金に対する高い・安いの判断は乗る方の年齢によります。
一般的に若年層や高齢者は保険料が高いからです。
・月間走行距離制限は1,500Km以内。
返却することが前提ですので走行距離数に制限があります。
・途中解約は違約金がかかる
中途解約の場合、所定の清算金の支払いが発生しますが、他カーリースと異なるところは解約金が明確となっているところです。詳細は公式サイトからご確認ください。
なお、トヨタが始めた愛車サブスクリプションサービスの無料お見積りやサービスの詳細・お問い合わせは公式サイト『KINTO』からお申込みください。
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オリックス自動車の「オリックスカーリース」の特徴
【いまのりイレブン】
11年契約の長期リースです。いまのりナインよりも月額リース料を抑えることができます。9年経過後には解約金0円で乗り換え、返却が自由に選択可能。返却後のリース料の支払いはありません。
また、契約終了後は車はそのまま自分のものになります。おすすめする方は9年ほどで車を買い替える方です。9年後に解約金0円で返却し乗り換えや返却を選べるためです。
【いまのりナイン】
9年契約の長期でリースするため、いまのりセブンよりも月々の支払いを抑えることができるサービスです。7年経過後には解約金0円で乗り換えも返却も自由に選択可能。返却後のリース料の支払いはありません。
また、最大の特徴は契約終了後にそのままクルマを自分のモノにすることができるところです。返却でも自分のものにしても良く選択肢が多いため、ライフスタイルにも柔軟に対応できるサービスとして活用されています。
【いまのりセブン】
こちらは7年契約で新車に乗り、契約開始から5年が経過すれば解約金0円で乗り換えか返却することができ、以降のリース料金の支払いはありません。
最大の特徴はいまのりセブンもいまのりナインと同様に契約満了時にクルマを自分のものにできます。いまのりナイン同様に返却でも自分のものにしても良く選択肢が多いため、ライフスタイルにも柔軟に対応できるサービスとして活用されています。
「オリックスカーリース」のメリット
・クルマがもらえる
オリックスカーリースは契約満了時にそのままクルマが自分のものとなります。カーリースにしたいけど残価が心配という方でも残価設定がない(残価0円)ためにユーザーは安心してクルマを利用できます。
・契約満了の2年前から解約金0円
他社カーリースでは途中で解約する場合、残債の支払いが発生しますが、オリックスカーリースでは一定期間経過すると解約金0円でクルマが返却でき、残リース料の支払いはありません。
・車検・オイル交換・オイルエレメント交換が無料
車検・オイル交換・オイルエレメント交換は無料クーポンにて全国のオリックス提携工場で実施できます。
半年ごとの点検などのメンテナンスがオーバースペックと感じる方にとってはシンプルに必要最低限なメンテナンス内容が無料となるため好評です。
・車両の選択や見積もり・審査申込みがWEBで済ますことが可能
最終的な契約では書類の郵送が必要になりますが、見積りや審査申込みがWEB上で完了します。
審査結果は3営業日以内を目安にメールで連絡がきます。
「オリックスカーリース」のデメリット
・月間制限走行距離が2,000Km以内
返却を前提とした場合は、走行距離数に制限があります。返却時経過月数×2,000Kmで計算して、超過した分に関しては8円/Kmの精算になりますが、免責が付きます。
距離数がオーバーしても返却時10万円分、乗換え時20万円分が免責となります。
・法令点検(12ヶ月点検)はリース内容に含まれていない
無料クーポンにて対応しているのは、車検・オイル交換・オイルエレメント交換です。KINTO(キント)には含まれている法令点検(いわゆる12ヶ月点検)は利用者の任意となっています。リース料金には含まれていないので法令点検(12ヶ月点検)をどうしても受けたい方は別料金にてディーラーや整備工場で受けることになります。
関連記事
なお、オリックスカーリースについて詳しく解説した記事は『【一番人気】オリックスカーリースをレビュー【初めての方におすすめ】』をご覧ください。
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KINTO(キント)と一般的なカーリースとの違い
KINTOはリース契約ですが、“一般的なカーリース”と商品内容がまるで違います。
KINTOは任意保険までコミコミ
一般的なカーリースでは、含まれる内容としては税金と自賠責保険料までがコミコミというリースが多く、任意保険は含まれず、メンテナンスや車検をコミコミにするには有料オプションの追加が必要な場合が多いです。
一般的なカーリースでは残価精算の義務がユーザーにある
また、契約満了時には残価精算の義務があるのが一般的なカーリースの特徴です。残価精算とは、契約満了時に残っている「車の価値」とあらかじめ定めた「残価」を精算することです。
KINTOでは残価精算の義務がない
KINTOも残価設定を用いていますが、ユーザーに精算義務がない「クローズドエンド方式」を使っているため、残価の精算がありません。
そのため、ユーザーは残価を差し引いた格安な料金で残価を気にすることなく安心してクルマを利用できます。
カーリースと比較したKINTO新プランの特徴
KINTOに新プラン「5年・7年契約」が追加となったこと、割安な手数料で乗り換えられる新サービス「のりかえGO」が追加されたことでKINTOは生まれ変わったと思っていて、ボクは以下のように考えることができると思います。
新プランが追加になったKINTOサービスの特徴をまとめると、
・5年7年の長期契約でも任意保険は期間中コミコミであること。
・さらに期間中の車検整備や法定点検もコミコミでそれが正規ディーラーで受けられること。
・事故で修理が必要な場合も事故負担額は最大5万円と充実の補償内容。
・消耗品の交換が無料なこと。
・事故、故障時のロードサービスが無料なこと。
・代車代が無料なこと。
・クレジットカード払いができること。(ポイントを貯められる)
・長期契約で月額料金を抑えて使用しても、乗り換えは「のりかえGO」を使って気軽に乗り換えられること。
これらを踏まえて考えると、リース契約の特徴を使いトヨタにしかできないようなサービスを付け加え、一般的なカーリース契約ではおぎないきれないサービスまですべて含まれている、クルマに関わるわずらわしいことがすべてコミコミ、さらに新プラン追加で「おトク」であることという一面が加わった。そんなサービスが今のKINTO(キント)だと思います。
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KINTOがおトクになった新プランとは?購入との比較が知りたい方は『KINTOに新プランで「高すぎる」に終止符!車の購入と徹底比較!』をご覧ください。
通常割賦プランや残価設定型プランとの違い
KINTO(キント)やオリックスカーリースがマイカーローンや残価設定型プランと大きく違うところは、自動車税などの税金や自賠責保険料・メンテナンスがコミコミにできるところです。
通常、マイカーローンに自賠責保険料や任意保険料や税金はコミコミにすることができません。
そのため、車検時や納税時にはそのためのお金を別に用意しなければいけませんでしたが、KINTOやオリックスカーリースではコミコミにできますから”月々定額”でクルマに乗ることができます。
また、通常の残価設定型プランの場合、契約満了時に残価と査定価格の清算が行われますが、キントとオリックスカーリース(いまのりシリーズ)では残価と査定価格の清算がありません。(残価を保証している販売店もありますので確認が必要です。)
残価の清算がないということは、乗っていた車両の市場価値が返却時に暴落していた場合でも多額の請求がくることがないという安心感があります。
残価設定型プランは月々をなるべく安く乗れるように生まれたプランですが最初に残価(予想売却価格)を設定しているため、どうしても最後の清算の心配があります。
キントやオリックスカーリースは月々定額で乗れることが売りのサービスですから、最後に大きな支払いの可能性を秘めた高額な残価と契約終了時の査定額との清算をする残価設定プランとはその性質が異なりそのような商品ではサブスクリプションサービスとは呼べないでしょう。
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「KINTO」と「残クレ」どちらがお得か?実際にかかる費用を比較した記事は『KINTOが高いは本当か?「KINTO」と「残クレ」プロが徹底比較!』をご覧ください。
まとめ
KINTOは高いのか?
トヨタの定額制サービス「キント」は任意保険がコミコミとなっているため、任意保険料が高い若年層にニーズがありそうですが、軽自動車やコンパクトカーを選択するのであればオリックスカーリースが経済的です。
他社カーリースと比較したときのキントの最大の売りは「任意保険料がコミコミ」となっているところです。
しかし、トヨタがうたう故障時の安心や安全性のために所有するよりも高い料金になるサービスにお金を払うユーザーがどれ程いるのか?ということに注目が集まりそうです。
また、トヨタが「カーリース」という言葉をあえて使わずに、「サブスクリプション」や「月額定額サービス」という言葉を使っているのは、一部の残価を高額に設定しているカーリース商品とは区別したいという想いが伝わってきます。
カーリースはレンタカーやカーシェアーと違い、リース期間中は愛車を所有しているかのように利用することができます。残価精算のないカーリース(クルマのサブスクリプションサービス)は月額定額で気軽に利用できるこれからの新しいクルマの乗り方として注目が必要です。
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KINTOは失敗?高すぎる?についての詳細は『トヨタのKINTOは失敗?高すぎる?デメリットだらけな噂の真相や口コミを調査』をご覧ください。
【追記】KINTOに5年・7年プランが加わり車検やメンテナンスが加わりお得になりました
以前、「KINTOは高い」とここで書いていましたが、KINTOに5年・7年プランが加わりかなりお得になりました。
長期になったにも関わらず今まで通り料金に任意保険は含まれていて、さらに期間中の車検やメンテナンスが付いているためかなりお得になりました。車検整備もこれまで通り正規ディーラーが対応し代車も無料ででます。
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「KINTO」と「車の購入」どちらがお得か?についての詳細は『KINTOと購入どちらが特か?比較シュミレーション!KINTOは高い?安い?』をぜひご覧ください。
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