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トヨタのKINTOは失敗?高すぎる?デメリットだらけな噂の真相や口コミを調査

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フクロウ君
★KINTOが「失敗」「デメリットだらけ」といわれるのはなぜ?
★トヨタのKINTOが高すぎるって本当?
★ KINTOを利用している人の口コミ・評判は?

トヨタのKINTOについて調べると「失敗」や「高すぎる」なんて噂もあって、大手の商品だから安心してたのに大丈夫なの?と心配になるかと思います。

そこで今回は実際にトヨタのKINTOを利用している方にアンケートをとり、噂の真相や口コミについてリサーチしました。

この記事を読むとわかること

・KINTOが「失敗」と言われた理由
・「高すぎる」は本当なのか比較シュミレーション!
・実際に利用している口コミ・評判からわかった本当のデメリット!

では実際にKINTOは「デメリットだらけ」なのか?「失敗」だったのか?デメリットからわかった失敗しない方法まで合わせてみていきましょう。

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KINTO公式サイト

https://kinto-jp.com/

トヨタのKINTOが「失敗」「デメリットだらけ」といわれるのはなぜ?

トヨタのKINTOが「失敗」「デメリットだらけ」といわれるのはなぜ?

まずはじめに、KINTOが失敗と言われていた理由と現在の状況を解説していきます。

月額料金が高すぎると言われた

当初KINTOは 「月額料金が高い」と言われていました。

KINTOのサービス開始当初、契約期間の選択肢が3年しかありませんでした。選択肢が1種類しかないうえ、3年間だけ車に乗って手放すのはコストパフォーマンスが低いです。そのため「KINTOは高すぎる」という声がありました。

しかし今は5年契約と7年契約も可能です。より長く乗れば乗るほど月額料金も安くなり、お得に車に乗れるようになりました。

またKINTOは初めてリースで任意保険料がコミコミとなっているリースだったため、「高く見えた」部分もありました。

中途解約時、「解約金」がかかることに嫌悪感を抱く人も

開始当初のKINTOでは解約金がかかることが当たり前でした。3年間の契約期間中に車を手放すことになった場合は、中途解約金が必要だったのです。たとえ「途中で車を手放すかもしれない」という状況でも、3年間の契約をして途中解約する場合は解約金を支払わなければなりませんでした。

先行きが不透明な状況で契約するしくみは、一部のユーザーにとっては「融通がきかない」「もう少し何とかならないの?」と不評だったのです。

そんな顧客の声に耳を傾けたKINTOは、「解約金フリープラン」を導入しました。もし途中解約が必要になっても、解約金0円で解約できるプランです。今では顧客の「万が一の不安」を考えたプランが充実しています。

「3年間、乗り換えられないのが不便」と言われた

KINTOは当初、3年間の利用は必須でした。途中での乗りかえはできませんでしたが、今では「のりかえGO」というお得に乗りかえられるプランが登場しています。サービス開始当初よりも要望に合った乗り方ができるようになり、「高すぎる」「失敗」という声も少なくなっています。

カーリースは「やめとけ」「デメリットだらけ」と言われるから

KINTOはリース契約ですが、車のサブスクです。リース契約のため、KINTOは「カーリース」と混同して考えられてしまいがちです。

そして、カーリースを検討すると聞くと「やめとけ」「デメリットだらけ」と言われる理由は、一般的なカーリースは高残価設定のオープンエンド方式だからです。しかしKINTOはクローズドエンド方式を取り入れています。
(※オープンエンドとクローズドエンドについては後ほど詳しく説明していきます。)

オープンエンドでは最終的に残価清算をしなければなりません。しかも残価設定金額は各社さまざまです。しかも残価を高く設定すればするほど、毎月のリース料金を抑えることができます。安いリース金額だけを大きく表示して、いかにも安く借りられるかのように表示しているカーリースもあるのです。

しかし、KINTOはそういったカーリースとは違い「残価の精算がなく」安心して月額定額で乗れる「クローズドエンド」のサービスです。

そのためKINTOはあえてカーリースという言葉を使わず、「車のサブスク」とうたっています。

トヨタのKINTOが「残価清算のない」車のサブスクを提供できるワケ

ではなぜ、KINTOが残価清算なしで安く乗れるのか?気になりますよね。一番の理由は「トヨタ車の人気がとても高いから」です。

トヨタ車は中古でも高く売れるため、KINTOで安く貸し出した後に中古で販売しています。たとえKINTOが顧客の残価を負担しても、中古車として高く売れるため損をしにくいということです。

KINTOが残価清算なしで安く車を提供できるのは、トヨタのグループ会社という点が大きなポイントとなっています。自社グループで貸し出しと販売を手掛けているため、車の購入からリース・再販売までのコストを最小限にできるのです。

ミーア先生
今後、KINTOはトヨタ車以外も車種を拡大すると公式で発表しています。ただし他メーカーの場合、残価設定価格をこれまでのトヨタ車ほど強気に設定できないと思います。KINTOを利用するなら今後もトヨタ車が一番お得に利用できるのではないか?と予想しています。

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KINTOが高すぎるって本当?

KINTOが高すぎるって本当?

KINTOが高すぎるという声がWEB上でみられることがあります。KINTOを検討している人にとっては、かなり気になる話題ですよね。

しかしKINTOが高い・安いの基準は人それぞれです。実際に利用してみて合わないことがあるかもしれませんが、逆にKINTOが合うと感じている人もいます。実際にKINTOを利用して良かったという例として、次の例があげられます。

利用して良かった点

・リース料金が定額
・まとまったお金が必要ない
・車検や税金などの諸費用がコミコミ
・正規ディーラーのメンテナンスがコミコミ
・任意保険の等級が低いので安く済ませられる

KINTOは毎月のリース料金に車検・税金・メンテナンス・任意保険が含まれています。しかもリース料金が定額なので、車検や税金のためにお金を準備しておく必要もないのです。KINTOが不安な人は金額だけで見るのではなく、金額の中に何が含まれているのかを考えてみましょう。

さらに金額以外にも、安心感を得られるメリットもあります。

KINTO5つのメリット

・任意保険や税金の支払いが楽
・信頼できる自動車販売店でメンテナンスを受けられる
・結婚や出産・転勤でも乗りかえや途中解約がしやすい
・定期的に車を乗りかえることができる
・車のことはよく分からない人でもお任せできる

KINTOは、トヨタの正規ディーラーでサポートを受けられますし、面倒な手続きや乗りかえが手軽です。たとえ金額的に「ものすごく安い」と思わなくても、安心感が得られるのは大きいのではないでしょうか。

購入との比較

参考までにKINTOの公式サイトで、KINTOと購入でシュミレーションしてみましょう。今回は3台の車を比較してみました。

・車種:ヤリス・ライズ・ヴォクシー
・契約期間:7年
・誰でも運転OK
・現金購入の価格にはKINTOと同等の車検とメンテナンス費用・任意保険料が含まれています。

車種 KINTO 現金一括払い
ヤリス

X GAS 1.0L 2WD(5人)

¥33,330 ¥43,957
ライズ

X GAS 1.2L 2WD(5人)

¥34,540 ¥46,080
ヴォクシー

S-G GAS 2.0L 2WD(7人)

¥50,160 ¥66,554

人気の高い車種でシュミレーションしたところ、現金一括払いよりも安い料金で車に乗れることが分かりました。

現金一括払いは安く思えますが、KINTOと同等の維持費を上乗せするとKINTOよりも高くなってしまいました。その差は約1万円です。毎月1万円の差が7年間(84か月)もあると思うと、かなりの金額になりますね。

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残価設定ローンとの比較

カーリースと聞くと、残価設定ローンと混同する人がいらっしゃいます。しかし残価設定ローンとKINTOでは仕組みが全く異なります。残価設定ローンとは、車を購入する際のローン契約のひとつです。月々の返済金額はとても安いですが、返済期間が終了したときにまとまった金額が必要なケースがあります。

例えば200万円の車を購入して、毎月2万円×5年間残価設定ローンで支払うとしましょう。
「2万円×60か月=120万円」なので、5年間で120万円の支払いをします。しかし80万円が支払えていませんよね。この80万円が「残価」なのです。(残価設定ローンを組むときは、残価が80万円あることを伝えられます。)

5年間支払っても、残価がある限りは車の所有権はローン会社にある状態です。残りの80万円は「現金一括買取」や「新たにローンを組んで買い取り」「車の返却」から選択します。

実はKINTO(カーリース)も残価が設定されています。しかし顧客が残価を負担しない「クローズドエンド方式」なので、残価はKINTOが負担する仕組みです。KINTOが残価を負担してもリースができるのは、上でもお話したトヨタ車の人気の恩恵が大きいといえるでしょう。

合わせて読みたい!

残クレとの比較の詳細は『KINTOが高いは本当か?「KINTO」と「残クレ」プロが徹底比較!』をご覧ください。

カーリースとの比較

仕組みの比較

KINTOは、「ユーザーに残価精算の責任がない」という大きな特徴を持っています。

KINTOもリース契約ですが、一般的カーリースに用いられる「オープンエンド方式」ではなく、「クローズドエンド方式」を採用しているからです。

残価精算の責任がないクローズドエンド方式を採用しているため、ユーザーは契約満了時の残価精算を気にすることなく、お得に気軽に乗ることができます。

リース料金の比較

KINTOが高すぎるのかどうか、他のカーリースと比べてみましょう。今回はKINTOと定額カルモくん・オリックスカーリースで比べてみました。

車種:ルーミー X GAS 1.0L 2WD(5人)
契約期間:7年
※KINTOと同程度のオプションを選択しています。(ETC・フロアマット有り)

リース料金
KINTO ¥33,000
定額カルモくん ¥37,566
オリックスカーリース ¥32,560

結果を見てみると、KINTOは2番目に安いカーリースとなりました。一番安いのはオリックスカーリースとなりましたが、オリックスカーリースが安いところには理由があります。

オリックスカーリースは、車検・オイル交換・オイルエレメント交換のみが無料です。しかも定額カルモくんはKINTOと同程度のメンテナンスプラン(6,980円)が含まれています。

さらに定額カルモくんとオリックスカーリースには、任意保険料は含まれていません。KINTOは任意保険料もメンテナンス料も最初から含まれ、全てがコミコミで、3社の中でもかなりお得だといえるでしょう。

KINTOの口コミ・評判

KINTOの口コミ・評判

実際にKINTOを使ってみた人はどのように感じているのでしょうか?実際にKINTOを利用中の20代〜60代 男女100名を対象にしたWEBアンケートの声と、ネットで見つけた口コミをご紹介します。

KINTO利用者の悪い口コミ

・30代 男性
これまで加入していた任意保険の等級を引き継ぐことが出来ないため、何年もかけて等級を進めてきた実績がゼロになりメリットが無くなってしまったことには困りました。また、引っ越しに伴い中途解約を検討した際にも、契約期間が3年以上だったので違約金が発生することにもデメリットを感じました。

・40代 男性
喫煙者には少々ハードルの高い制約事項だなと感じる。

・20代 男性
走行距離の制限があるので、クルマを使って遠くに頻繁に行くという人には不向き。

悪い口コミを見てみると、KINTOのしくみと利用者のニーズが合っていない内容が多かったです。もちろん実際に乗ってみて分かることもありますが、契約前に確認をしておける内容が多いですね。

保険解約時のポイント

任意保険は保険を中断する際に中断証明を発行することで一定期間であれば再度、中断前の等級から利用できます。保険解約時には忘れずに中断証明を発行してもらうようにしましょう。

KINTO利用者の良い口コミ

・30代 女性
KINTOは月々の料金だけで新車が乗れるので良いと思います。月々の料金に任意保険も入っているので、普通にローンを組むよりも安いのでありがたいです。

・30代 男性
実際に数ヶ月乗ってみて気に入らなければ乗り換えるという選択をとれるのも大きなメリットです。私の場合は子供が生まれて使用用途が増えたためにセダンからミニバンタイプの車に乗り換えましたが、普通に車を購入していたらこんなに簡単には決断できなかったです。

・20代 男性
契約するまでの手順は全てWEB上で完結することができることです。わざわざ店舗に出向く必要もなく、だいたい契約をしてから1ヶ月後には納車できるので、面倒な手続きも一切なくて楽でした。また、クレジットカード払いに対応しており、それなりに還元ポイントを得られますし、キャンペーンに申し込むと数万円のポイントがもらえたりしてお得です。

KINTOを実際に利用した人の声には、費用面に関するメリットがあるとの声が多く見られました。また面倒な手続きやメンテナンスも分かりやすく、手間がかからないという点も好評のようです。

ネット上にある悪い評判

・使ってるうちに愛着持っちゃって乗り続けたくなる人にはまったく向いてない。満了後の延長も買取もできないからなKINTO。
そういう紛れをなくし、残価率の高い車種だけ設定してる分だけ安いのだ・・・と。まあそういうことだろう。

ネット上の悪い口コミの中には、KINTOのしくみに不満がある口コミが見受けられました。しかし今では1台の車に長く乗れる「解約金フリープラン」ができました。乗り慣れた車を長く使いたい人のために、乗っている車での再契約ができるようになっています。

・車のサブスクということで、トヨタのKINTOを見てみると、カローラクロスの一番安い奴でも7年払いで月4万円か。23区内だと駐車場代月2万とか普通だから、本当に車を所有するってかなりの負担だな。

駐車場代が高額な地域になると、車の所有そのものに不満を抱く人もいました。しかしKINTOはリース料金の中に車検・メンテナンス費用・税金・任意保険が組み込まれています。

・車のサブスクねぇ
メリットとデメリットがイマイチ情報不足だなぁ
情報求(簡潔に)

KINTOのメリットデメリットが分かりにくいという声もありました。メリットとデメリットをどちらも知って、納得したうえで利用したいものですね。

合わせて読みたい!

KINTOの評判や口コミの詳細は『悪い評判は?KINTO(キント)のデメリット3つとメリット7つを解説!』をご覧ください。

ネット上にある良い評判

・一昨日は車の点検でした。特に問題なく30分ほどで終了。KINTO契約車なので、その場での支払いはナシ。やっぱり煩わしくなくていいですね。

・KINTOで唯一すごいと思ったのは、年齢や等級によらず料金が変化しないということ。若いひとややらかしちゃった人はKINTOのほうが安いかも?

KINTOのメリットは、車検やメンテナンス費用の支払いをしなくても良いところです。毎月のリース料金を支払うだけで、正規ディーラーのメンテナンスを受けられます。

また任意保険の等級が低い人は、車を購入するよりもKINTOをおすすめする声がありました。車を所有している間は発生する費用なので、KINTOでお得に乗れるのはありがたいですね。

口コミからわかったKINTOのデメリット5つ

口コミからわかったKINTOのデメリット5つ

KINTOは高すぎるという声が覆ってきていますが、デメリットもいくつかあります。上でも説明した内容ですが、まとめて確認しておきましょう。

任意保険の等級は引き継げない

KINTOの契約が終了して新たに任意保険に加入する場合、これまでの任意保険の等級は引き継げません。

ただし保険会社によっては「中断制度」があります。中断制度とは、KINTO契約前に利用していた任意保険会社の等級を中断しておく制度のことです。KINTO終了後に前回の任意保険を申し込むときに、中断前の等級を適用できます。

中断制度には保険会社ごとの条件を満たす必要がありますが、気になる人は中断制度について各保険会社に問い合わせてみてください。

任意保険の等級が高い人は割高になることがある

KINTOは任意保険がコミコミです。等級が低い人は安く利用できるところがメリットですが、逆に等級が高い人は割高になることがあります。現在の等級や契約内容によっても保険料は異なるので、事前に確認しておきましょう。

車を返却しなければならない

KINTOは契約期間終了後、車の返却をしなければなりません。たとえ車に愛着がわいたとしても、手放す以外の選択肢はないのです。人によっては名残惜しいと感じられるでしょう。

しかし今では「解約金フリープラン」が誕生しています。契約満了時に乗っている車の再契約が可能になり、より多くの顧客のニーズを満たす使い方ができるようになりました。

走行距離に制限がある

KINTOは契約終了時に走行距離がオーバーしていた場合、追加料金が必要になります。それは後に中古車として販売されるからです。

中古車の価格は走行距離数が大きく影響するため、走行距離が著しく多いと販売価格が落ちてしまいます。契約終了時の車の価値をできるだけ一定にするために、走行距離制限が設けられています。

KINTOの走行距離数(初期費用フリープラン / 解約金フリープラン共通)
・3年プラン 54,000km
・5年プラン(再契約1回目含む)90,000km
・7年プラン(再契約2回目含む)は126,000km

走行距離がオーバーした場合の追加料金
・トヨタ車 1kmあたり11円(税込)
・レクサス車 1kmあたり22円(税込)

ちなみに途中解約の際にオーバーしていた場合は、解約月までの合計月数で計算されます。もし3年プランを2年で解約した時点で54,000km乗っていたら、追加料金が必要になるので気を付けましょう。

ペットの同乗や車内喫煙はNG

車の価値が落ちるペットや車内喫煙は禁止されています。通常に使用していて価値が落ちることはKINTOも想定していますが、ペットや喫煙は個人差が大きいためNGです。

合わせて読みたい!

KINTOのメリットやデメリットの詳細は『悪い評判は?KINTO(キント)のデメリット3つとメリット7つを解説!』をご覧ください。

KINTOで失敗しないためにできることはある?

KINTOで失敗しないためにできることはある?

KINTOを利用する前は不安ですし、失敗せずお得に利用したいですよね。ここからはKINTOで失敗しないために3つのポイントを解説していきます。「失敗した」と後悔する前に、KINTOの賢い利用方法を理解しておきましょう!

自分の走行距離数や任意保険の等級を把握しておくこと。

KINTOは走行距離制限があります。契約終了時に距離数がオーバーしていた場合は追加料金が必要です。そのため自分の走行距離数を把握しておきましょう。ちなみにKINTOでは、月間走行距離(1,500km)を目安に計算しています。

初期費用フリープラン / 解約金フリープラン共通
・3年プラン 54,000km
・5年プラン(再契約1回目含む)90,000km
・7年プラン(再契約2回目含む)は126,000km

また任意保険の等級の確認もしておきましょう。KINTOは任意保険がコミコミですが、お得になるのは等級が低い人です。等級が高い人は保険料が安いため、場合によっては損をすることがあるので気を付けてください。

自分のものにできないことを受け入れられるか?

KINTOは、契約期間が終わったら車を手放さなければなりません。最終的に車を自分のものにできないことを理解しておきましょう。

他のカーリースでは車がもらえるプランもありますが、KINTOでは今のところ、車がもらえるプランはありません。その代わりにクローズドエンドを採用し、安いリース料金で利用できます。

ペットを乗せることや、車内喫煙はNG

KINTOでは車内喫煙とペットを乗せることはできません。それは車の価値が落ちてしまうからです。

KINTOの契約終了後に返却された車は中古車として販売されます。KINTOはクローズドエンド方式で残価を負担しているので、価値を大きく落とすことができません。

KINTOが向いている人と失敗する人

KINTOが向いている人と失敗する人

KINTOが高すぎるという声について解説してきましたが、結局KINTOが向いている人と失敗する人は何が違うのでしょうか?それぞれみてみましょう。

KINTOが向いている人

KINTOが向いている人は、任意保険の等級が低い人です。KINTOの任意保険は等級に関係なく誰でも乗れるうえ、等級の変動もありません。

しかも保険料は毎月のリース料金に組み込まれています。別で保険の契約をしなくても良いのです。未成年や事故歴があるなどで等級が低い人や、新たに車を所有する人には向いているといえるでしょう。

KINTOで失敗する人

KINTOで失敗してしまう人は、任意保険の等級がMAXに近い人です。等級が低い人はお得になりますが、等級が高くて保険料が安かった人は割高になってしまいます。

さらに、車の所有にこだわる人も失敗したと感じやすいでしょう。しかしボクとしてはあまりメリットは感じられません。なぜなら7年所有した車が自分のものになったところで、車の平均所有期間は9年だと言われているからです。

車は7年目以降から維持費が多くかかるといわれています。車を手放した後のメンテナンス費用は負担しなければなりません。ですからいっそのこと一度手放してしまい、新たに新車を購入や契約をするのがおすすめです。

よくある質問

最後に、KINTOを利用する前によくある質問をまとめました。ここまで読んでもまだ不安な人も、しっかりと解消させておきましょう。

「カーリースはやめとけ」という意見は本当?

カーリースを否定する意見は、使用する条件によって変わります。車の購入が良いと感じている人などは、KINTOに否定的になってしまうのではないでしょうか。

また、ボクがおこなったアンケートの中に以下のような意見がありました。

・家族に理解されにくかったこと。家族からは車は所有した方が良いのでは?と思われている。(30代 男性)
・知人などから、「KINTO」大丈夫なの?買った方がやすいんではないの?など心配される声が多いことに困っています。(20代 女性)

今までは車の購入が当たり前でしたから、「高いのではないか」という先入観を持たれてしまうこともあるようですね。しかしKINTOのメリットデメリットを知って利用するのであれば、便利かつお得に利用できます。

車に傷が付いたらどうなるの?

万が一車に傷が付いた場合は、自己負担金5万円までで修理が可能です。

たとえば一度の事故に対して5万円を超えたら5万円の支払いが必要ですが、超えた分はKINTOが負担してくれます。もし修理代金が5万円以下の場合は、顧客が負担するしくみです。また全損や盗難になった場合は、自己負担なしで解約できるようになっています。

KINTOの自動車保険では、保険を使ってもリース料金が上がることはありません。

残価設定ローン・カーリースとKINTOの違いは?

KINTOはクローズドエンド方式のカーリースです。クローズドエンド方式とは車の残価が顧客に公表されない残価設定のことです。

残価設定については上でも説明しましたが、残価設定には「オープンエンド」と「クローズドエンド」があります。

オープンエンドは残価を顧客に公表して、最終的な車の価値とともに残価を清算する方法です。例えば設定された残価が50万円だとして、契約終了時に車の価値が30万円にまで落ちてしまったとしましょう。

この場合、20万円の差額が生じますよね。そこで顧客は「50万円を支払って車を買い取る」「50万円でさらにローンを組んで乗り続ける」もしくは「差額の20万円を支払って車を返却する」の3つの選択肢から選ぶことになります。とにかくリース会社の残価が50万円なので、オープンエンドの場合、リース会社が負担しないようにユーザーが残価を清算しなければなりません。

しかしクローズドエンドは残価が公表されていないため、顧客は清算する金額が分かりません。そこで車を返却することを条件に、リース会社(今回はKINTO)が残価を負担しています。

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Shuhei Kondo

1985年生まれ。 株式会社コンドウ代表取締役。 カーリース販売歴10年。「日経トレンディ」にて車のサブスクについて解説。 オリックスカーリース「いまのりセブン」8年連続 販売台数 県内第1位。 リース商品はそれぞれの特徴や仕組みが違うため、それぞれの商品を知ろうと思うとそれなりの労力と時間が必要になります。なので僕が皆さんにできるだけ優しく商品のメリットデメリットをまとめて、そのリース商品はどんな人にお勧めなのか?をカーリースの教室でシェアいたします。 自分が経験したことを、見る人にとってわかりやすく伝えることを大切にしています。 カーリースアドバイザー・車のサブスクアドバイザー。

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