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今回はホンダの新車サブスク「楽まる」のメリットやデメリット、どういった人におすすめなのか?プロから見た評価を書かせていただきます。
この記事を書いているボクは、カーリース販売歴9年、7年連続県内カーリース販売台数第一位の実績がありますので、カーリースやクルマのサブスクを検討されている方が少しでも参考になれば幸いです。
ホンダのサブスク「楽まる」についての解説動画はこちら↓↓
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ホンダの新車サブスク「楽まる」のサービス概要
ホンダの新車サブスク「楽まる」はホンダカーズ(販売店)で契約できる新車のサブスクリプションサービスです。※店頭申し込み専用のサブスクです。
クルマのサブスクリプションサービスとは車両代金と税金やメンテナンス等の維持費を全てまとめて月々定額で支払うプランのことで「カーリース」がそう呼ばれることが多いです。
そして楽まるは(株)ホンダファイナンスのリース商品になります。
ホンダでは既存のサブスクリプションサービスである「Honda マンスリーオーナー」を展開していましたが「中古車」限定のサービスでした。
今回はそれに加え新車のサブスクリプションサービスを開始し、これでホンダは新車も中古車もクルマのサブスクが利用可能となります。
商品名 |
楽らくまるごとプラン |
対象 | 個人のみ |
契約期間 |
3年/5年/7年(軽貨物は4年/6年) |
対象車種 |
Honda 四輪新車(一部の車種・タイプを除く)N-BOX、N-WGN、N-ONE、N-VAN、FIT、SHUTTLE、FREED、STEP WGN、ODYSSEY、VEZEL、CR-V、CIVIC、INSIGHT、ACCORD、LEGEND |
頭金/ボーナス |
設定可能 |
支払日 |
毎月5日 |
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ホンダの中古車のサブスクは『車のサブスク対決「ホンダマンスリーオーナー」と「 トヨタKINTO(キント)」を徹底比較!』をご覧ください。
楽まると他クルマのサブスクとの比較
楽まる |
KINTO |
NISSAN ClickMobi |
Honda マンスリーオーナー |
オリックス自動車 |
定額カルモくん |
SOMPOで乗ーる
|
|
リース期間 | 3年・5年・7年 | 3年・5年・7年 | 3年、5年、7年 | 1ヵ月以上最大11ヵ月間(1ヵ月単位) | 7年・9年・11年 | 1年〜11年 | 3年・5年・7年 |
車種 | ホンダ | トヨタ車・レクサス車 | 日産車 | Honda車 | 国産メーカー全車種 | 国産全車種 | 国産・輸入車全車種 |
新車/中古車 | 新車 | 新車(中古車は一部地域のみ) | 新車 | 中古車 | 新車も中古車も可能 | 新車も中古車も可能 | 新車 |
走行距離数 |
1000/1500km | 利用月数 × 月間1,500Km以内 | 1,000、1,500Km以内で選択 | 利用月数× 1,000Km以内 | 利用月数 × 月間2,000Km以内 | 月数×1,500Km以内 | 月間想定距離数 1,000/ 1,500/ 2,000/ 3,000Km以内から選択 |
金額に含まれるもの |
税金・車検・点検・メンテナンス・自賠責保険 | 車両代・登録費用・車検・点検費用・代車代・オイル交換・オイルエレメント交換・各種税金・自賠責保険料・任意保険料 | 車両、税金、自賠責保険料、車検、点検、オイル交換などの消耗品 | 車両代・自賠責保険料・任意保険料・各種税金・点検費用 | 車両代・登録費用・車検・オイル交換・オイルエレメント交換・各種税金・自賠責保険料 | 車両代・登録費用・車検・点検費用・オイル交換・オイルエレメント交換・各種税金・自賠責保険料(メンテプランにより+α) | 車両代・登録費用・各種税金・自賠責保険料・任意保険料・車検代・点検費用・オイル交換・オイルエレメント交換(いつでも乗ーるプラン加入で+α) |
自分のものにできるか? |
7年プランは可能 | 不可(返却が条件) | 契約満了時に買取り可能(5年契約、7年契約のみ) | 不可 | 契約終了後、クルマは残価の支払いなくそのまま自分のものになる(いまのり7、いまのり9) | 「乗り放題オプション(有料)」に加入することで、契約満了時にもらうことが可能 | 契約満了時に残価分を支払うことで買取り可能 |
料金 |
楽まる | KINTO | NISSAN ClickMobi | Honda マンスリーオーナー | オリックスカーリース・オンライン | おトクにマイカー 定額カルモくん | SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる) |
\ 任意保険も車検もメンテナンスもすべてコミコミ定額! /
※メンテナンスはすべて正規トヨタディーラーが対応します※
クルマのサブスク楽まるとKINTOとの違い
クルマのサブスクで有名なKINTOとの違いについて、大きなポイントは2つ。
ポイント
・任意保険がコミコミかどうか?
・7年後に自分のものになるかどうか?
楽まるとKINTOの違いについての解説動画はこちらです!
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ホンダのネット販売、新車サブスク「ホンダオン」との違いは?
ホンダのネット販売「ホンダオン サブスクリプションサービス」と店頭販売専用の「楽まる」との違いは、「WEB申し込み」か「店頭申し込み」かの違いの他に、選べる車種がホンダオンに関しては一部グレードを除く4車種のみとなっています。
楽まる | ホンダオン | |
申し込み方法 | 店頭申し込み | オンライン申し込み |
車種 | Honda 四輪新車(一部の車種・タイプを除く)N-BOX、N-WGN、N-ONE、N-VAN、FIT、SHUTTLE、FREED、STEP WGN、ODYSSEY、VEZEL、CR-V、CIVIC、INSIGHT、ACCORD、LEGEND | ホンダ4車種(N-BOX, FIT, VEZEL, FREED) |
楽まるのメリット・デメリット
ホンダの新車サブスクは他自動車メーカーに比べて後発組となります。
後発のメリットを活かし、それぞれのサービスの欠点を補うようなホンダ独自の素晴らしいサービスを発表してきましたのでメリットやデメリットをご紹介したいと思います。
楽まるのメリット
残価保証で月額料金が抑えられる
楽まるは残価が保証されます。残価保証はホンダファイナンス。
例えば多くの残価設定リースの場合、5年後にそのクルマを返却する際に残価設定金額とクルマの価値を精算するオープンエンド方式ですが、楽まるの場合は楽まるが定めた残価を保証してもらえるので、定められた乗り方を守りさえすれば月額料金をグッと抑えることが可能です。
残価金額は設定した走行距離数に応じて変わるので月間1,000Kmより1,500Kmの方がより多く走ってしまうので残価金額は低くなります。
残価の保証に関してはメーカー系商品らしくしっかりと「残価保証」を謳っているので安心です。
返却時の免責30万円(3年/5年)
返却時の免責300点(30万円相当)は全クルマのサブスクにおいて最大級の免責額です。残クレ・バリ保は最高200点。(20万円相当)
残価は保証されているので返却時に走行距離数をしっかり守っている状態であれば傷や凹みの査定額が30万円以内だとお咎めなしで返却が可能です。
これはボクが販売してきた商品でも類を見ないほどセーフティな金額です。おそらくたいていの場合は任意保険内で傷や凹みはカバーできるのですが、これだけの免責額があれば気持ちに余裕が持てると思います。
軽自動車のバンパー、前も後ろも交換が必要だとしておよそ10〜20万円程度なので相当余裕があります。
契約満了時そのままクルマがもらえる(7年)
さらに7年契約の場合は契約満了時にそのままクルマが自分のものになります。
3年5年でクルマを乗り換えたい人は短期プランを、自分のものにしたいのであれば月額料金を抑えて7年プランでという選択ができます。
貯金ゼロでもホンダの新車が持てる(頭金0円)
頭金は0円でOKです。
初めてのクルマはもちろん、次のクルマも楽まるで乗り換えれば頭金や購入資金の準備が不要なので貯金ゼロでも気軽に乗り換えることができます。
メーカー保証終了後も延長される
メーカー保証がしっかりサポートしてくれます。
新車で契約した場合、3年間のメーカー保証が付きますがそのメーカー保証が終了した後も、一般保証と特別保証の両方が保証延長されます。(1回の故障につき最高60万円まで、回数の制限なし)
楽まるのデメリット
現在、契約はホンダカーズ(販売店)でのみ
メーカーの直販ではない為、オンライン上で完結しません。申し込みはそれぞれの販売店(ホンダカーズ)で行うことになります。
オンラインで審査、契約ができるKINTOやオリックスカーリースに比べて不便なところはあります。
選択できる車種はホンダ車のみ
自動車メーカー系サブスクなので当たり前ですが、今のところはホンダ車のみの取り扱いとなっています。
ちなみにKINTOは全メーカーの取り扱いを目指すと公言しています。
JAF組込みは不可
楽まるにJAFを組み込むことはできません。
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ホンダの新車サブスク楽まるのプロの評価
楽まるの良さは地域密着の販売店に限定したこと
楽まるの商品を初めて見た時の感想はカーリースのパイオニアであるオリックスカーリースに似ているなと思いました。
オリックスカーリース「いまのりセブン」の場合、契約満了時にクルマが自分のものになります。さらに契約5年目以降はいつでも返却ができます。返却後に乗り換えると免責は20万円ついてきます。
楽まるの場合は3年5年7年の選択をし、3年5年の場合は残価保証で免責30万円。7年の場合は自分のものに。
いまのりセブンの場合5年目以降いつでも返却できて、返却時の残価精算の心配もありませんのでやはり似ています。
楽まるの免責金額が大きいことに目が行きますが、乗り換え時の免責20万円を超えるような場合大抵は任意保険の車両保険を付帯していない場合なので、しっかりと新車に車両保険をつける方の場合は20万円でも十分過ぎると個人的には思います。
なのでもし、楽まるの強みはどこか?と問われたら「免責30万円」もそうですが、「地域に根付いた販売店が取り扱っているところ」だと思います。
契約はオンラインでメーカーと交わすのではなく、販売店で申し込まなければいけません。ですが、半年ごとの点検や車検はその販売店が見てくれます。
傷や凹みによる精算の心配が少ない免責30万円であったり、買ったお店(ディーラー)でクルマを管理してもらえる「安心感」がなんといっても楽まるの売りではないかと感じています。
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車のサブスク(カーリース)の意外なメリット!実は資産運用に向いている
資金に余裕があり現金一括で購入するか検討中の方にもカーリースをおすすめしています。
いま話題のNISAやiDeCoなどの資産運用を行っている方やこれから行いたい方にもカーリースは向いているからです。
その理由は主に以下の3つです。
1:車のサブスクやローン購入は運用に回す余力を確保できる!
2:車のサブスクはWEB契約が可能。簡単で早い!
3:車のサブスクはまとまった出費の心配ナシ!
一つずつ見ていきます。
1:車のサブスクやローン購入は運用に回す余力を確保できる!
カーリースやローンは大きな資金を手元においておくことができるため、運用に回す余力を確保できます。
例えばトヨタの普通車を購入するとなると約300万円以上のお金を乗り出し時に支払うことになりますが、カーリース(車のサブスク)であれば数万円から乗り出せます。例えばトヨタのRAIZEで任意保険込みで月35,000円程度です。
まとまった資金を手元に残しておきながら、冠婚葬祭などの急な出費に備えたり、NISAやiDeCo制度の利用を検討したり、投資信託や株式投資などの運用へ回し資金の増大をはかることも可能になります。
2:車のサブスクはWEB契約が可能。簡単で早い!
楽まるは店舗契約になってしまいますが、ホンダのオンラインサービス「ホンダオン」を前提に話をします。
ローン購入は手続きに時間がかかり、少し手間を要し面倒な面があります。
また日本では登録の問題でまだ車の現金購入やローン購入をオンラインで行うことができません。そのため購入では来店の手間やローン購入では来店してからの審査手続きに時間を要します。
しかし、カーリースは来店不要でオンラインで審査申し込みが可能なため5分程度で審査申し込みが完了します。大切なあなたの時間を節約できます。
3:車のサブスクはまとまった出費の心配ナシ!
カーローンは頭金が必要ですし、現金購入やローン購入では必ず税金などまとまった支払いが出てきます。
対してカーリースは頭金が不要なうえに、税金・車検・保険がコミコミのため利用中もまとまった額の出費がありません。
そのため家計の管理が楽で、見える化するため家計を把握しやすいです。
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