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・特徴や他のカーリースと比較した中身が知りたい!
このような疑問に応えます。
この記事を書いているボクは元ディーラー営業マンで今は海風そよぐ小さな街でクルマ屋を営んでいます。カーリースも各社販売していてボク自身も実際にカーリースを利用しているカーリースユーザーです。
ユーカリプランにはたくさんのメリットがあります。他社カーリースと比べて一番の特色は実店舗販売の形態をとっているところです。
整備工場や販売店などが代理店となり、その契約した代理店でメンテナンスや車検を受けることが出来るので面と向き合い人の顔を見て商談や契約がしたい方にとって向いています。
しかし、現役カーリース販売員のプロとしてあえてデメリットをまとめました。ユーカリプランのデメリットを一言でいうと「中途半端」です。
今回は他社カーリースと比べてユーカリプランが「あと、もう一歩」と思うポイントを5個挙げました。カーリースをご検討の方はぜひカーリース選びの参考にしてください。
1. 直営店がない
ユーカリプランの特徴でもあるのですが、整備工場や販売店を代理店として展開するボランタリーチェーンです。ユーカリプランの直営店はありません。
そのため、カーリース利用に当たって疑問に思ったことをクルマ屋さんに問い合わせても、回答はクルマ屋さんからオリコオートリース本部へ問い合わせたのちの回答となることが多いため、ユーザーからすると時間ロスがあるので不便でしょう。
2. 残価を設定しているがリース料が割高
ユーカリプランは地域の整備工場や販売店を代理店に置いて販売しているので、代理店への手数料がリース料に上乗せされているのでWEBやネットで契約できるカーリースに比べてリース料が割高です。
残価を設定する理由は月額リース料を抑えるためですが、残価を設定しても残価なしのオリックスカーリースと比べると割高になります。
実際に公式サイトからリース料を算出&掲載されていたものをもとに比較しましたのでご覧ください。(2019年8月20日現在, 消費税8%にて, 公式サイトより算出)
ダイハツ ミライース L SA3, 2WDの場合【比較一覧】
ユーカリプラン | オリックスカーリース | |
残価 | 6万円(税抜き) | 0円 |
リース料 | 19,116円(税込み) | 17,280円(税込み) |
リース料に含まれるもの | 車検・税金・定期点検・オイル交換・オイルエレメント交換・ワイパーゴム交換(12カ月毎)・ブレーキオイル交換(車検時)冷却水交換(車検時) | 車検・税金・オイル交換・オイルエレメント交換・ブレーキオイル交換(車検時)冷却水交換(車検時) |
約22万円分もオリックスカーリースがお得に
月額料金の差額1,836円×84回=154,224円+残価分64,800円=219,024円
結果、リース期間全体で約22万円もオリックスカーリースがお得という結果になりました。
定期点検はオリックスカーリースのリース料金に含まれませんが車検やオイル交換で十分だという方にはオリックスカーリースが向いているでしょう。
3. 契約途中での解約はできない
ユーカリプランは原則、リース期間での中途の解約はできません。
たとえば、7年リースで契約した場合は7年間はそのクルマに乗り続けなければいけません。
対してオリックスカーリースでは7年リース契約の場合、5年目以降は解約金0円で中途解約が可能ですし、中途解約後のリース料の支払いはありません。
オリックスカーリースに比べると選択の自由がきかないところがデメリットと言えるでしょう。
ユーカリプランでやむを得ずに中途解約する場合は、以下の通り。(オリコオートリース公式サイト参照)
やむをえない事情でお客さまがリース期間の中途での解約を希望され、オリコオートリースがリース期間の中途での解約を認めた場合は、リース車両をご返却いただくとともに、以下の算式による中途解約金のお支払いを条件として中途解約ができます。
■中途解約金=①(未払リース料)+②(遅延損害金)+③(残期間分リース料)+④(事務手数料)+⑤(残存価格)-⑥(未経過費用)-⑦(車両査定価格)
①未払リース料とは、お支払日が到来済のリース料のうち未払いのリース料およびその他未払い費用の合計。
②遅延損害金とは、未払いリース料に対する遅延損害金(年14.6%)の合計。
③残期間分リース料とは、お支払日が未到来のリース料の合計。
④事務手数料とは、書類発行手数料等の費用。
⑤残存価格は「残存価格の設定」をご参照下さい。
⑥未経過費用とは、リース契約に含まれる費用のうち、解約日までに発生しなかった費用の合計。
⑦車両査定価格とはリース車両の査定価格。なお、査定費用が発生した場合は車両査定価格から控除します。
※消費税は、お客さまに別途ご負担いただきます。
※リース車両が事故等により永久抹消となる場合は、「使用済み自動車の再資源化等に関する法律」にもとづくリサイクル料金をお客さまに別途ご負担いただきます。
※その他解約にかかる費用が発生した場合は、お客さまに別途ご負担いただきます。
ポイント
家族の成長に合わせてクルマの乗り換えも検討したい方は、以下のような乗換えプランがあるカーリースがおすすめです。
・カーコンカーリース「もろコミ」
4. ネットやWEBサイトからの審査や申し込みができない
あくまでもユーカリプランは代理店で契約するしか方法がありませんので、ネットで気軽に見積もりを依頼したり、審査を申し込んだり、契約に進んだりすることはできません。実際にある販売店へ足を運び、商談してリース料を算出し、審査を申し込みます。
時間のない方やディーラーまで足を運び商談するのが億劫な方にとってはデメリットといえるでしょう。
ポイント
WEBやネットで申込完了できるカーリース会社一覧は『インターネットで審査・申し込みが完結できるカーリース【徹底比較】』をご覧ください。
5. リース終了時に精算が発生する可能性がある
ユーカリプランは残価を設定しているので、契約満了時にあらかじめ定めた残価と7年後のクルマの価値を査定し、精算します。
たとえば、残価を25万円に定めて、7年後に査定した結果15万円だった場合は10万円の精算金が発生します。これをオープンエンド方式と呼びます。
残価設定リースのオープンエンド方式は乗り終えた最後に返却しても精算金が発生するリスクがあるので、キズやへこみを気にしながら乗らなきゃいけないデメリットがあります。
ポイント
キズやへこみを気にしないで乗りたい方は、以下のカーリースのような最後にクルマが自分のものになる(残価0円)カーリースがおすすめです。
・カーコンカーリース「もろコミ」
また、残価の精算のないタイプのカーリースの比較については『残価設定なし(残価0円)のおすすめカーリースとは?』にて詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
さいごに
今回、ユーカリプランのデメリットについてまとめましたが、メリットももちろんあります。
店舗へ出向き、面と向かって商談してセールスマンと人間関係の構築などができるのはユーカリプランならではだと思います。
ボクはカーリースのセールスをしている側の人間なので安さやサービス面を考慮してオリックスカーリースを選びましたが、店舗派の人たちにはユーカリプランかカーコンカーリースのどちらかがおすすめです。
そしてネットで申込完了できるカーリースならオリックスカーリースがおすすめです。
ポイント
なお、ボクが一番オススメするオリックスカーリースについて詳しくまとめた記事はこちらの『【一番人気】オリックスカーリースのレビュー【初めての方におすすめ】』をご覧ください。