★ オリックスカーリースは個人事業主でも契約できる?
★ オリックスカーリースの法人・個人事業主契約のメリット・デメリットを知りたい
オリックスカーリースで法人契約を検討中の方は、プラン内容や料金・リース契約の仕組みが気になるのではないでしょうか。また個人事業主の方はそもそも契約できるのか心配ですよね。
この記事ではオリックスカーリースの法人契約と個人事業主の契約について、カーリースのプロが解説しています。オリックスカーリースを検討中で「法人契約の詳細を知りたい」「個人事業主でも契約できるか心配」「法人・個人事業主で契約するメリット・デメリットを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
オリックスカーリースはお得?法人契約の仕組み
オリックスカーリースの仕組みとは?
オリックスカーリースはオリックス自動車が車を代理購入して、顧客とリース契約をする仕組みです。顧客とディーラーの間にオリックス自動車が入ることによって、ディーラーで直接購入するよりも安い価格で車を手に入れることができます。
コミコミ定額&まとまった資金が必要なし
さらに毎月のリース料金はずっと定額で頭金は不要です。リース料金には各種税金や自賠責保険料も含まれているので、まとまった資金も必要ありません。
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個人事業主でも契約できる?
オリックスカーリースでは、個人事業主は法人プランで契約できます。法人・個人事業主ともに審査に通れば誰でも契約できるので、気になる人は審査に申し込みをしてみましょう。
もし審査に落ちたとしても、ある程度の日数を置けば再審査が可能です。審査については後ほどさらに詳しく解説していきます。
オリックスカーリースの法人契約プランとは?
オリックスカーリースの法人契約プランは新車プランが2種類、中古車プランが1種類です。それぞれのリースプランは契約内容が大きく異なります。業務内容や使い方・予算に合わせて検討してみてください。
新車ファイナンスリース
新車ファイナンスリースは、車の購入費用をカバーするためのリースです。毎月のリース料金には車両本体価格のほか、登録諸費用や各種税金・自賠責保険料が含まれています。
新車ファイナンスリースに含まれている費用
・車両本体価格
・自動車取得税
・新車登録時の諸費用
・自動車税種別割(期間分)
・重量税(初回のみ)
・自賠責保険料(初回のみ))
メンテナンスリース
メンテナンスリースは新車ファイナンスリースの内容に加えて、車両のメンテナンス費用もカバーできるプランです。メンテナンス費用は毎月のリース料金に含まれているため、車の維持費を一括して管理できるメリットがあります。
メンテナンスリースに含まれる費用
・車両本体価格
・自動車取得税
・新車登録時の諸費用
・自動車税種別割(期間分)
・重量税(期間分)
・自賠責保険料(期間分)
・リース期間中の車検
・点検・整備費用
・一般整備
・一般消耗品交換
・バッテリー交換
・オイル交換
・タイヤ交換(夏タイヤのみ。冬タイヤの装着は追加料金)
・代車提供
ワンプライス中古車リースBUSINESS
オリックスカーリースの「ワンプライス中古車リースBUSINESS」は、リース料金の安さが魅力の法人向けプランです。中古車購入にかかるコストを大幅にカットして、リーズナブルかつスピーディーな対応が魅力となっています。
しかもオリックスカーリースの中古車は全て、オリックス自動車が管理している中古車から選ばれています。出どころが分からない中古車はメンテナンス内容が心配ですよね。しかしオリックスカーリースは中古車の管理体制が明確で、中でも状態の良い車を選んで貸し出ししています。
車の品質が心配な中古車リースでも、安心して乗れるのが「ワンプライス中古車リースBUSINESS」です。
新車ファイナンスリースとメンテナンスリースの料金比較
今の段階で新車ファイナンスリースとメンテナンスリースのどちらかに迷っている方もいらっしゃるでしょう。同じ車でも毎月のリース料金が変わってきますから、慎重に選びたいものです。オリックスカーリースの公式サイトで比較シミュレーションをしてみました。
車種:トヨタプロボックスバン
グレード:2WD5ドア G (ガソリン車) 2/5人 400kg 1300cc ガソリン FCVT
契約期間:7年
月間走行距離:~1,500km
オプション装備:なし
見積りの結果は9千円ほどの差がありました。毎月9千円のリース料金は高く感じるかもしれませんが、契約期間中のメンテナンス費用が含まれていてたいへんお得です。
ただしメンテナンスリースでは、オリックスカーリースが指定する最寄りの販売店でメンテナンスをおこなっています。もし知り合いや取引先にメンテナンスを依頼するのであれば、ファイナンスリースでも良いでしょう。
オリックスカーリース法人契約プランのメリット
大手ならではの調達力
オリックスカーリースは大手オリックスグループのカーリース会社です。大手だからできる調達力で、車を低コストで購入しています。社用車として一度に複数台をリースしたいという場合でも、コストをカットしながら大量購入が可能です。
WEB上で契約できる
オリックスカーリースは見積りから納車までがWEB上で完結します。ディーラーに出向くことなく契約ができるため、時間もコストもかかりません。もしリース契約について相談したいことがあれば、最寄りの販売店で直接商談することもできます。
整備工場(販売店)は全国に9,000箇所
オリックス自動車の整備工場は、全国各地に約9,000箇所にあります。オリックスカーリースでメンテナンスリースを契約した場合、短くても7年間はメンテナンスに通うことになるでしょう。オリックスカーリースでは整備工場を多く設けることで、リース契約中も手間なく利用できる体制が整っています。
契約満了後の車両は責任をもって対処してくれる
業務用に使った車を返却する場合、カーナビに残っているデータなどが気になりますよね。オリックスカーリースでは、個人向けや法人向けに関係なく厳正に処分しています。
もちろん名義変更などの事務処理も責任をもって対処しているので、社用車のリースでも安心して利用いただけます。
リース料金を経費で計上できる
オリックスカーリースは毎月のリース料金を全て経費になります。社用車を所有した場合は通常、経費処理は複数の項目に分けなければなりません。しかしカーリースでは全ての項目を含めたリース料金として支払っているため、項目は経費で計上できます。
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オリックスカーリース法人契約プランのデメリット
走行距離制限がある
カーリースには走行距離制限が設定されています。法人契約では月間走行距離を500kmから2,500kmまで設定できます。(車両やプランによる) 契約満了時に走行距離がオーバーしていた場合、追加精算をしなければなりません。
なぜ走行距離制限が設けられているのかというと、車両を返却した際の車の価値を一定に保つためです。
たとえば、オリックスカーリースが同じ車を同じ契約期間だけ貸し出したとしましょう。一方は月間1,000kmの走行距離でしたが、もう一方は月間3,000kmほど乗っていたとすると車の価値が変わりますよね。
もし車の価値がバラバラで返却されていたら、オリックスカーリースは損失を防ぐためにリース料金を値上げしなければなりません。走行距離制限はデメリットではありますが、安いリース料金を保てているのは走行距離制限があるからなのです。
中途解約ができない
オリックスカーリースは基本的に中途解約ができません。もし契約期間中に解約をする場合は、「解約金」として残りのリース料を支払う必要があります。契約をする際には先を見越した期間で契約しましょう。
オリックスカーリースの法人契約の手順
1. オンライン見積り
2. リース審査申し込み
3. リース契約
4. 販売店より連絡
5. 納車
手順はとても簡単です。まずは公式サイトからオンライン見積もりをしましょう。車種や料金に納得できたら、リース審査を申し込みます。審査結果は早くて2〜3営業日には届くでしょう。
審査に通ったらいよいよ本契約です。届いた書類に目を通して、署名・捺印をしたらオリックス自動車に返送してください。
オリックス自動車に契約書が届いたら車が発注されます。その後販売店から直接連絡があるので、納車や契約について確認と打ち合わせをしてください。納車当日は、販売店のスタッフが会社まで直接納車してくれます。
オリックスカーリースとローン購入どちらがお得?
ここまで読んでみても、「本当にカーリースはお得?」「ローンとどう違うの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。カーリースの魅力はなんといっても「費用面が充実している」という点です。上の表を見ていただくと分かるように、税金や保険料はリース料金に含まれています。
オリックスカーリースは、通常のローン契約ではまかなえない費用もコミコミです。法人ならではの経費処理も楽になります。ローン契約と同じように思えますが、カーリースは全く異なる契約内容です。
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オリックスカーリースの法人審査は甘い?
オリックスカーリースの法人審査は比較的甘いといわれています。オリックスカーリースの審査が甘いポイントは「自社審査」「個人信用情報機関への照会数」「自社オークションの所有」です。
まずは自社審査です。自社審査とは、他社に審査を依頼せず自社グループだけで審査を通してしまう方法のことをいいます。自社審査のメリットは、他社がNGとする点でも通してしまえるところです。大手ならではのメリットといえますね。
また、個人信用情報機関の照会数も審査結果に影響します。照会機関数が多いほど審査に通りにくい傾向がありますが、オリックスカーリースでは照会数は1社のみといわれています。
またオリックスカーリースは自社のオークションを持っているところも大きな強みです。自社のオークションでは、リース料金未払いなどで回収された車を安く売却できます。万が一審査に通った人がリース料金を支払えなくても、オリックス側は損をしにくい仕組みになっているのです。
以上の理由から、通常なら審査に落ちるような法人でも審査に通りやすいと言われています。
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よくある質問
ナンバープレートは「わ」ナンバーになりますか?
なりません。通常のナンバープレートと同様になります。
車検証の名義は誰になりますか?
「使用者」が利用者となり、「所有者」がオリックス自動車になります。
事業用ナンバーで登録できますか?
可能です。ただしワンプライス中古車リースのメンテナンスリースプランは対象外です。
連帯保証人は必要ですか?
はい。法人代表者が連帯保証人となる必要があります。
自動車保険の別途加入は必要ですか?
万が一のために任意保険の加入をおすすめします。既に任意保険に加入済みの場合は、等級の引継ぎも可能です。オリックスカーリースでは自賠責保険が組み込まれています。
支払い方法は何がありますか?
口座振替となります。
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