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今回はこのような悩みを持つ方にむけて、自動車ローンと現金一括の違いを解説します。あなたに合った車の乗り方は何なのか、その他の方法も含めて知ることができます。
ポイント
今回は、車はローンか現金一括のどちらがお得なのかを教えます。
ローンか一括どちらがお得?
金利面では、低い金利で値引きがあればお得です。お店側は現金一括よりもローンを組んでもらった方が儲かるため、ある程度の値引きはできます。
ただし金利が高すぎるローンを組んでいる場合は要注意。金利が高いと、値引き額が増えても車両価格は安くならないからです。
ココに注意
見積り時は、金利と値引き額のバランスをよく見ましょう。値引き額だけで決めてはいけません。2~3社で相見積もりをとることをおすすめします。
現金一括がお得とは言えないもう一つの理由は、キャッシュフロー(お金の出入り)が関係しています。
たとえば500万円の貯金がある人が250万円の車を現金一括で購入すると、貯金は250万円に減少します。急な病気などで会社を辞めざるを得ないなどの状況になったとき、貯金が足りなくなるのでお得とは言えません。
ポイント
貯金が減るリスクが少なく車に乗れる方法が、自動車ローンや自社ローン・カーリースです。
現金一括は総額だけ見るとお得ですが、貯金に余裕がない状況下での現金一括購入はおすすめできません。
仕事ができなくなったりなどの不測の事態に備える生活防衛資金(生活費 1〜2年分)を確保出来ない状況になり得るからです。
月生活費30万円の場合、預金360万円〜720万円の生活防衛費が望ましいと言われます。
貯金に余裕がある人でも、金利の低いローンがあれば基本的には現金一括ではなくローンを使うことが多いです。
金利約1.9〜4.0%くらいの固定で借りられるローンを組み、手元のお金は減らさず資産運用で増やせると考える傾向があるからです。
また自動車ローンは固定金利ですので、長期で見てインフレにも効果的です。住宅ローン変動金利とは異なり、長期金利が上がっていっても車のローンの月額返済額は固定されているので心配無用。
キャッシュを減らさずにすむうえに金利も低金利で固定なので自動車ローンはとてもお得だと思います。
全世界株式インデックス(オルカンなど)は、過去の平均リターンを見ると 年率7%程度 とされることが多いです。これを基準に考えると、
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自動車ローン金利:2 - 4%
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インデックス投資の期待リターン:7%
となるので、差し引きで3 - 5%のプラスを得られる可能性があり、理屈上は「ローンを早期返済するより、投資を続けて手元資金を残す方が資産は増える」計算になります。
350万円の車をローンで購入した場合、手元に残った350万円で年率7%で10年間運用した場合
350万円を年率7%で10年間運用した場合 → 約688万円 になります。
つまり、元本350万円が 約1.97倍 に増えるイメージです。
シミュレーション結果です ✅ ※計算はchatGPTを使用
🚗 自動車ローン(350万円・金利4%・10年返済)
毎月返済:約35,436円
総支払額:約425万円
そのうち利息:約75万円
💹 投資(350万円を年率7%で10年運用)
10年後の資産:約688万円
🔍 比較
ローン利息で 約75万円のマイナス
投資リターンで 約338万円のプラス
→ 差し引きで約260万円ほど「投資に回した方が得」 という結果になります。
※こちらはあくまで参考情報です。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
これが現金一括よりも自動車ローンの方がお得と言われる理由です。カーリースだとさらに税金や車検やオイル交換などのメンテナンスも含まれるのでさらに管理しやすいです。
おすすめのカーリースは残価のない「定額カルモくん」や「オリックスカーリース」です。
自動車ローンと現金一括のメリット・デメリット
自動車ローンと現金一括それぞれのメリット・デメリットを知り、あなたに合った車の乗り方を選びましょう。
自動車ローンのメリット・デメリット
メリット
- 予算の幅が広い
- 分割払いができる
- 手元に現金を残せる
デメリット
- 支払い総額が高くなる
- 支払い期間が長い
- 審査に通らない可能性がある
- 車の所有権が自分になるのは完済後
自動車ローンのメリットは、現金一括よりも予算の幅が広がる点です。現金一括では100万円が限度でも、自動車ローンなら車種やグレードの選択肢が広がります。
また分割払いなので、一度に大きな出費がありません。手元に現金を残したまま好きな車に乗れます。
デメリットは、金利や手数料が上乗せされるため総額が高くなることです。金額や契約内容によっては支払い期間が長くなることもあります。
また審査があるため、審査に通らなければ車に乗ることができません。所有権はローンの完済後に自分のものになりますから、完済までは車の売却もできないので注意しましょう。
現金一括のメリット・デメリット
メリット
- 総額が安い
- 車の所有権がすぐに自分になる
- 審査がない
デメリット
- 手持ちの現金が減って急な出費に対応しにくい
- 予算が限られるため車の選択肢が少ない
- ローンと比べると値引き額が低い
- ディーラーオプション等のサービスが少ない
現金一括のメリットは、金利や手数料がないため総額が一番安いことです。所有権もすぐに自分になるので、好きなタイミングで車を売却・買い替えできます。
デメリットは手持ちの現金が大幅に減ることです。急病や転職など、収入の変化や急な出費に対応できないリスクもあるでしょう。
自動車ローンよりも予算が限られるケースが多く、乗りたい車に乗れない可能性もあります。
【金利・支払い総額は?】現金一括払いと自動車ローンの総額比較
ダイハツのタントを例にして、現金一括払いと自動車ローンの支払い総額を見てみましょう。基本価格は、ダイハツの公式ホームページで見積りしました。
出典:ダイハツ
※メーカーオプション・ディーラーオプションなし・最安値グレード・値引きなしで見積りしています。
上記に登録諸費用として6万円プラスすると、総額は1,706,610円となります。
ポイント
現金一括払いの総額は、約171万円です。
総額171万円をもとに「頭金なし・借入期間5年・ボーナス払い5万円」の条件で計算してみました。
現金一括 | 銀行系ローン | ディーラー系ローン | |
金利(相場) | - | 3.0% | 6.0% |
月々の返済額 | - | 22,441円 | 24,814円 |
ボーナス月返済額 | - | 72,441円 | 74,814円円 |
総額 | 1,706,610円 | 1,846,460円 | 1,988,840円 |
現金一括との差額 | - | 139,850円 | 282,230円 |
銀行系ローンは現金一括よりも14万円高く、ディーラー系ローンは現金一括よりも28万円ほど高くなることが分かりました。銀行系ローンとディーラー系ローンでも、総額で約14万円の差があります。
現金一括で171万円を支払うのと、毎月2万円代(ボーナス月7万円代)の支払いで貯蓄をするのでどちらがお得なのかは家庭によって異なるでしょう。
【銀行系・ディーラー系・自社ローン】自動車ローンの種類と特徴
自動車ローンには銀行・ディーラー・自社ローンの3種類があります。審査の厳しさも異なりますから、契約前にそれぞれの特徴を知っておきましょう。
自動車ローンの種類と特徴
審査の甘さ | 金利 | 信販会社 | おもな車種 | |
銀行系ローン | × 厳しい |
〇 低い |
通す | 新車・中古車 |
ディーラーローン | △ 銀行系よりも甘い |
△ 銀行系よりも高い |
||
自社ローン | 〇 甘い |
〇 0~数% |
通さない | 中古車 |
銀行系ローン
審査が厳しいですが、金利は低い傾向にあります。信販会社を通すため、信用情報に問題がある方は審査に落ちやすいです。
ディーラーローン
ディーラー独自のローンです。
銀行系ローンよりも審査は甘いですが信販会社を通すため、信用情報に問題があると審査に落ちやすくなります。
自社ローン
銀行系・ディーラー系どちらの審査も難しい方向けに「自社ローン」があります。自社ローンは、おもに中古車販売店が提供しているローンです。
審査基準は販売店が独自に設定し、信用情報を照会しません。信用情報を通さない理由は、自社で購入した車を貸し出し、利用料金を毎月払ってもらう審査だからです。銀行系やディーラー系のように直接お金を借りる審査ではありません。
【ケース別解説】車はローンか一括どっち?あなたにあった車の乗り方
車の乗り方は、求めているものやどう乗りたいのかで異なります。ここではローンが向いている人と、現金一括が向いている人の車の乗り方をまとめました。
自動車ローン
ポイント
- 家族全員が乗れる車(ミニバンやコンパクトカー)に乗りたい
- 憧れの車に乗りたい
- 1台の車に長く乗りたい
- 貯蓄を崩したくない
ローンが向いている人は、現在の貯金額よりも高額な車に乗りたい方です。また、貯蓄を減らしたくない方にも向いています。
現金一括では乗れる車の種類やグレードが限定されますが、ローンならある程度高額な予算の車に乗れるでしょう。
現金一括
ポイント
- 車種を問わず安く乗りたい
- 貯金の範囲内で買える車が欲しい
- 現金一括で安く買ってローン審査の信用を回復したい
- 総額をできるだけ安くしたい
現金一括が向いているのは、とにかく安く車に乗りたい方です。手数料などの出費が惜しく、総額を少しでも抑えたい方にも向いています。
また、貯蓄の範囲内で乗れる車がある方にもおすすめです。
現金一括は審査がないため、ローンの審査に通りにくい人でも車に乗れます。
審査通過が心配な方におすすめな2つの選択肢【現金一括を除く】
カーリースや自社ローンの審査が甘い理由は、車の利用料金を支払うサービスだからです。
自動車ローンのように直接お金を借りるのではなく、月額料金を最後まで支払えるかの審査になります。
カーリース
利用者が希望する車をリース会社が購入し、決められた契約期間で月額料金(利用料金)を支払うサービスです。
所有者はリース会社になりますが、契約期間分の法定費用が月額料金の中に含まれています。そのため契約期間中の自動車税・重量税・自賠責保険料の支払いの手間がありません。
車の乗り出しもまとまった費用がなく、頭金・初期費用・ボーナス払い0円でも契約できます。(※リース会社による)契約期間中のメンテナンス代や車検代も月額料金に含められるところもあるため、貯金を大幅に崩すことなく新車に乗れます。
自社ローン
おもに中古車販売店が独自で提供しているサービスです。自社で購入した中古車に、月額料金(利用料金)を支払いながら乗れます。
審査はカーリースよりも甘いのが特長で、信販会社を通さないところもあります。信用情報が理由で審査に通らない方に向いているでしょう。
審査落ちが心配なら、大手中古車販売企業の「じしゃロン」がおすすめ
審査落ちが心配なら、大手中古車販売企業が運営・提供している自社ローン「じしゃロン」の仮審査を受けてみましょう。
「じしゃロン」は銀行系やディーラー系のローンとは異なり、信販会社を通さない独自の審査を取り入れています。審査方法は「収入に対して毎月の月額料金を支払えるか」です。一般的な自動車ローンのような、直接お金を借りる審査ではありません。
ポイント
じしゃロンの特長
・独自の審査基準で審査を受けられる(※1)
・最短即日!審査結果が早い
・大手中古車販売企業が運営・提供している
・全国に約460店舗ある整備工場でメンテナンスを受けられる
・累計販売台数1.3万台以上(※2)
・自動車税や車検代コミコミの定額支払い
・中古車だから毎月の支払いが安い
・契約期間の縛りなし!1台の車に長く乗れる
・全車6か月保証 (有償・部分保証)(※3、4)
・金利0%
「じしゃロン」の仮審査は、来店不要ですぐに結果が分かります。審査は何度でも受けられますから、まずはお試し感覚で仮審査を受けてみましょう。
※1 審査の結果によってはご期待に添えない可能性がございます。
※2 じしゃロン調べ2025年3月現在 じしゃロン提供開始からの累計販売台数
※3 自社ローンをご利用の場合、6ヶ月保証(有償)の付帯の設定が条件となります。
※4 1年以上の長期保証を付帯できる車両には条件があります。保証の付帯、基幹、範囲、内容、適用には一定の条件がございます。
※5 駐車場、ガソリン、メンテナンス、消耗品、任意保険料は含まれません。
※6 じしゃロンご利用時に、頭金5万円以上の設定が条件となります。
※7 自社ローンをご利用の場合、車検取得(有償)、ケアパック(有償)、6ヶ月保証(有償)の付帯、GPS機器の取付(有償)、頭金5万円以上の設定が条件となります。
※8 自社ローン利用時には所定の審査があり、審査の結果ご期待に添えない場合がございます。
※9 自社ローンをご利用の場合、返品対象外となります
よくある質問
結局ローンか一括どっちがお得なの?
どちらか片方がお得とは言えません。どちらにもメリット・デメリットがあるからです。
ローンがお得な人は、貯蓄を崩したくない方です。総額は高くなりますが、家計への負担を少なくできます。
現金一括がお得な人は、貯蓄の範囲内で乗りたい車が買える方です。またローン審査の通過が難しい方は、安い車を一括購入すれば審査なしで車に乗れます。
現金一括は良くない?
大幅な値引きを受けられないところや、貯蓄からまとまったお金が減るところはデメリットでもあります。
ただし現金一括の方がお得な人もいるので、現金一括が良くないとは言い切れません。
ローン審査に通らない人はどうすればいい?
ローン審査に通らなくて現金一括でも買えない人は、自社ローンの審査を受けてみましょう。自社ローンは金利が低く、信用情報を通さない審査をしています。
自社ローンは審査が甘いって本当?
本当です。自社ローンは中古車販売店が自社の車に乗ってもらうサービスになります。審査基準は自社で決めているほか、金利も低いです。(ただし月額料金が割高なケースもあります)
乗れる車に制限はありますが、ローン審査に通らないけれど車に乗りたい方におすすめです。