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・このあたりの情報が無いので検討するも躊躇している。
今回はこのような疑問にお応えします。
この記事を書いているボクは元ディーラー営業マンで今は海風そよぐ小さな街でクルマ屋を営んでいます。カーリースも各社販売していてボク自身も実際にカーリースを利用しているカーリースユーザーです。
カーリースをこれから利用したいって方に向けて、疑問に思っていることを解決していきます。
今回は、「カーリースのカスタマイズ」について解説したので、ぜひ参考にしてください。
カーリースはカスタムしてもいいのか?
1. ディーラーがオプションとして販売する「純正オプション」は問題ない。
原則的にカーリースはカスタムする際は返却時の現状回復が条件です。
しかし、ディーラーが通常の新車購入時に「純正オプション」として販売している保安基準に適合しているエアロパーツ、アルミホイールなどであれば基本的にはどれでも取り付けることができます。
ホイールを変更したい場合でも保安基準に適合する純正オプションのホイールであれば全く問題ありません。
2. 社外ナビ・社外ホイールへの変更も基本的に問題ない。
契約途中で社外ナビに変更したくなった場合は変更が可能です。また、保安基準に適合するホイールであれば社外ホイールの変更も可能な場合があります。
ただし、リース会社によって(特にディーラー系)は現状回復が条件となっているケースがありますので確認や相談が必要です。
3. ガチガチにカスタマイズをしたい方はカーリースに向かない
「車高を下げたい」「エアロパーツやマフラーを変えたい」「タイヤのインチを変えたい」など自己流でクルマをいじりたい方にとってカーリースは向きません。
返却時に現状回復が条件ですので、本気でクルマをいじってカスタムしたい方はマイカーローンがおすすめです。
ポイント
もちろん、違法改造は現金購入やマイカーローンでもNGですので、あくまでも保安基準に適合する範囲内で楽しみましょう。
契約満了時にとれる選択肢を確認しよう
1. 残価がある場合は「買取」「再リース」「返却」「乗換え」が基本
リース会社にもより異なりますが、だいたいの残価設定リースでは契約満了時に「買取」「再リース」「返却」「乗換え」という選択肢が基本となります。
そして、残価分を支払い「買い取る」ことを選んだ場合、クルマの名義をリース会社から自分へと変更することができます。
その場合に限り、保安基準適合範囲の中ならカスタムをしても自分のモノなので問題はありません。(保安基準とは?)
しかし、残価を設定したのに最後に残価を支払って「買い取る」という方法はあまり得策ではないでしょう。
残価は乗換えや返却を前提として据え置いたものなので、最後に高いお金を出して買い取るのであれば結局高くつくのでマイカーローンでよかったのでは?となるのがオチです。
しかし高残価で契約していた方は返却しても支払いが発生する可能性があります。これは残価設定型リースの契約時に定めた残価に対して返却時の価値が満たされていない場合に精算しなければいけないからです。
これは残価設定型商品の宿命なので仕方ありません。
2. 残価なしの場合は「返却」・「乗換え」か「そのクルマをもらう」が基本
残価のないカーリースであればリース契約満了時にそのままクルマをもらうことも出来ます。
契約満了時にクルマがもらえるカーリースを選ぶ人の中には自己責任でカスタムをする方もいるようです。
注:原則、返却時に現状回復が条件です。自分のものにするつもりでいたのに、返却しなくてはいけなくなった場合はもちろん原状回復をしなくてはいけません。
クルマがもらえるカーリース
なお、契約満了時にクルマがもらえるカーリースは以下の3つが代表的です。以下のカーリースでは自分のものにできる性質上、ジムニーのようなカスタマイズを楽しみたいクルマが人気なようです。
オリックスカーリース「いまのりセブン・いまのりナイン」
リース業界最王手であるオリックス自動車のオリックスカーリース「いまのりセブン」「いまのりナイン」は契約満了時に車は自分のものになります。残価精算リスクもなく車がもらえますので安心です。私自身も多くのお客様にオリックスカーリースを販売していてそのまま自分のものにするお客様も見てきましたが、どこのリース商品よりもお客様の満足度が高いように思います。
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オリックスカーリースについて詳しく解説した記事は『【一番人気】オリックスカーリースのレビュー【初めての方におすすめ】』をご覧ください。
カーコンカーリース「もろコミ」
カーコンビニ倶楽部のカーコンカーリース「もろこみ」シリーズではクルマが自分のものになります。オリックスカーリース「いまのり」シリーズとの違いは、いまのりはオンライン上で審査や契約に進みますが、カーコンカーリースはお近くのカーコンカーリースを取り扱っているカーコンビニ倶楽部へ出向き商談、審査と進みます。オンラインで済ませたい方はオリックス、対面で商談したい方はカーコンビニ倶楽部を利用すると良いでしょう。
カーコンカーリースはオリックスカーリースを運営するオリックス自動車が提携している商品のため、商品自体はオリックスカーリースに似た部分が多いですがリース料金はやはりオンラインで済むオリックスカーリースに部があります。
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カーコンカーリースについての詳しい記事は『カーコンカーリース「もろコミ」は本当にお得か?定番カーリースと徹底比較』をご覧ください。
おトクにマイカー 定額カルモくん
定額カルモくんでも月額500円の「乗り放題オプション」を選択することでクルマをもらうことが可能です。
実は定額カルモくんもオリックス自動車が提携しているリース商品になります。比較の詳細は以下の記事で比較しています。
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カーコンカーリースについての詳しい記事は『定額カルモくんのデメリット7個を現役カーリースユーザーが教えます』をご覧ください。
まとめ
・リースの原則は返却時に原状回復が条件である
・純正オプションでのカスタマイズは問題ない
・社外オプションでもリース会社によって違法でなければOKなところも(リース会社へ要相談)
・最後に自分のものになる(もらえる)というカーリースもある
ポイント
なお、保安基準の適合内で多少のカスタムをしたい方におすすめする残価なし(最後にクルマがもらえる)のカーリースについては『残価設定なし(残価0円)のおすすめカーリースとは?』をご覧ください。