車のローン審査に通らない！8つの理由と審査に落ちても車を買える対処法

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フクロウ君

車のローン審査に通らない！理由は何？

フクロウ君

車のローン審査に落ちた！対処法はある？

フクロウ君

車のローン審査に落ちても車に乗りたい…

今回はこのような悩みを持つ方に向けて、車のローン審査に通らない(落ちた)際の理由を8つお教えします。

さらに車のローン審査に落ちたときの対処法を、車のプロが分かりやすく解説していきます。

車のローン審査に通らない主な原因8選！経験者の口コミも紹介

原因①　年齢が申し込みの範囲外

車のローンは年齢制限があります。年齢制限の範囲外の方は、審査に通ることができません。また申し込みをする際の年齢が未成年や高齢者の場合は、申し込み自体できない可能性があります。

加えてローン完済時の年齢も審査されているので、申し込み時に年齢が対象範囲内でも審査に通らないことがあるので注意してください。

年齢制限に関しては審査会社によって異なります。利用条件としてホームページなどに記載されているので、気になる方はチェックしておきましょう。

未成年の場合は運転免許を取得していることが条件にあったり、連帯保証人を求められたりすることがあります。必ず利用条件を確認してから審査に申し込みましょう。

原因②　年収が低い

車のローン審査では、返済能力の判断材料のひとつとして「年収」を見ています。車のローンは数年に渡り返済していくため、年収が基準を満たしているかを照会しているのです。

ローン審査での年収の基準は、「前年度の年収がおよそ200万円あれば良い」とされています。ただし個人事業主や自営業の審査基準は、年収ではなく「所得金額」が対象です。

原因③　雇用形態から安定した収入が見込めない

車のローン審査では、雇用形態の指定はありません。ただし、雇用形態や年収などを照らし合わせて”安定した収入が見込めない”と判断されることがあります。

安定した収入の判断はさまざまな項目をもとに判断されますが、中でも「雇用形態」は判断材料の大半を占めています。正社員や公務員は審査に通りやすいですが、パートやアルバイト・派遣社員などは審査に不利になることがあるでしょう。

原因④　勤続年数が短すぎる

安定した収入の審査は、勤続年数の長さも関係します。勤続年数の目安はおよそ1年以上あれば良いとされているようです。

勤続年数が1年未満の場合は、年収や雇用形態を満たしていても審査に落ちることがあるので要注意。新社会人や転職直後の方は審査に通りにくいことがあります。

原因⑤　借入金が多額

車のローン審査では「借入金の有無と金額」も対象です。年収に対して借入希望額がどれくらいの割合を占めているのか、借入額の上限に達していないかを審査します。

審査における借入金は、カードローンやクレジットカードのキャッシング・リボ払いなども対象です。

借入可能額は、前年度年収のおよそ50％以内が目安になっています。ローン審査の申込金額が多額な場合は、前年度の年収を基準に決められることもあるようです。

ミーア先生

車のローン審査では、さまざまな条件を組み合わせて照会されていることが分かりますね。1つの項目を満たしていても安心とはいえません。

原因⑥　金融事故歴がある

金融事故歴とは、未払いや延滞・自己破産・任意整理などの信用情報のことです。ローン審査では、”個人信用情報機関”で信用情報を照会しています。

審査では個人信用情報機関の情報をもとに、申し込みまでの5～10年間に自己破産などの金融事故がないかを照会。さらに他社からの借入金の支払い状況や、税金や公共料金・スマートフォン利用料金の遅延や未払いがないかも確認しています。

自己破産から10年間・任意整理から5年間はブラックリストに登録されている可能性が高いです。ブラックリストに登録されていると、ローン審査に通ることは難しいでしょう。

原因⑦　キャッシングやリボ払いの残債がある

クレジットカードのキャッシングやリボ払いなどの借入金がある場合は、審査に通りにくくなります。

ただし、きちんと返済できている場合は審査通過の可能性が高くなるでしょう。逆に借入金が多い場合や支払いが滞っている場合は、審査に通る可能性はゼロに近いです。

原因⑧　収入と申込金額のバランスが悪い

ローン審査では、収入に対して申込金額が多すぎないかをチェックされています。年収200万円以上を満たしているのはもちろん、収入と返済のバランスがとれているかが重要です。

ローン審査で見られるバランスは申込金額に加えて、今現在ある借入金も含まれるので気をつけましょう。収入に対して現在ある借入の返済と車のローン返済ができるのかを審査しています。

車のローン審査に落ちたときの対処法

車のローン審査に落ちてしまったら、私がお教えする対処法を試してみてください。確実に審査に通ることは保証できませんが、審査に通りやすくなります。

ここで言う対処法とは、「審査に落ちるとされる原因を見つけてハードルを下げる」方法になります。

フクロウ君

車のローン審査に落ちたとしても、今後一切車に乗れないわけではありません。できることから無理せず試していきましょう！

対処法①　頭金を支払う

ローン審査では、年収や借入金などの情報と返済負担率をもとに審査されています。ローンの申込金額は、年収とのバランスを保った金額にしましょう。

現在借入金がある方や申込金額が多い方は、頭金を支払って申込金額を減らすことができます。また、頭金を支払うと利息の総額を抑えることが可能です。

対処法②　申込金額を下げる

ローンの申込金額を減らして年収とのバランスを保つことができれば、審査に通りやすくなります。

申込金額を下げる方法は頭金以外にも、車種やグレー・オプションを安いものに変えることも有効です。また、車両価格が安い中古車を選択しても良いでしょう。

対処法③　転職をしない

これまで転職を繰り返していた方は、ローン審査までは転職をしないように心がけてみましょう。

ローン審査における理想的な勤続年数は、最低でも1年以上です。1年以内に転職歴がある方は、ローン審査申し込みのタイミングをはかって申し込んでみてください。

今後転職を考えている方は、転職前に審査申し込みをしましょう。審査に通るまでは同じ職場で働きつつ、審査に通ってから転職することをおすすめします。

対処法④　借入金をできるだけ支払う

ローン審査の申し込み時点で借入金がある方は、審査に不利な状態です。中でも未払金や延滞金がある方は、残念ながらローン審査に通らないでしょう。

ローン審査の前に未払金や延滞金をできるだけ返済してください。また、税金やスマートフォン料金などの支払いが遅れないようにすることも大切です。

そして、ローン審査の前にキャッシングやリボ払いを新規契約しないようにしてください。

対処法⑤　信用情報を確認する

ローン審査前の信用情報は、「個人信用情報機関」に開示請求して見ることができます。費用として1,000円程度かかりますが、延滞金やブラックリスト登録の有無を把握できるためおすすめです。

個人信用情報機関に記録されている情報は、一定期間を過ぎると解消されます。目安としても自己破産なら10年、任意整理なら5年程度です。さらに借入金の有無や金額・未払金なども確認できます。

対処法⑥　連帯保証人を立てる

連帯保証人を立てることで、車ローンの審査に通る可能性が高くなります。

ローン審査の際に「通過が難しい」と判断された場合に、審査会社から連帯保証人を求められることがあります。対象となるのは「年収が低い」「雇用形態が不安定」「申込者が未成年」などのケースです。

ただし、連帯保証人は申込者が返済できなくなった際に代わりに返済義務を負います。そのため連帯保証人になる方は、安定した収入があることが条件です。一般的には配偶者や両親・親族などが該当します。

対処法⑦　他社の自動車ローンに申し込む

自動車ローンの審査に落ちたといっても、他社ローンなら審査に通ることがあるので試してみましょう。

自動車ローンにはディーラーローンや銀行系ローンなどの種類があり、それぞれ金利や審査の厳しさなどの基準が異なります。(後ほど解説します)

1社のローンに通らないからといって、全てのローン審査に通らないわけではないのです。

対処法⑧　自動車ローン以外の方法で車に乗る

自動車ローン審査に通らないときは、つなぎとしてレンタカーやカーシェアリングなどを利用する方法もあります。

ただしレンタカーもカーシェアリングは、ごく短期(短時間)で利用するサービスです。年単位で利用したい方にはカーリースがあります。

カーリースとは、毎月定額の月額料金で車に乗れるサービスです。頭金や初期費用は不要、さらに契約期間分の税金や自賠責保険料が含まれています。

しかも車のローンよりも審査が甘いため、審査に通らないか心配な方でもお試し審査を受けてみる価値はあります。

ローンの種類別の審査難易度

車のローンには「銀行系ローン」「ディーラーローン」「消費者金融などのカードローン」の3種類があります。

ローンの種類によって審査難易度や基準・金利が異なるため、各種のローン審査を受ければどこかで審査に通るかもしれません。

銀行系ローン

銀行などの金融機関と直接契約するローンで、3つのローンの中でも金利が一番低いことがメリットです。

銀行系ローンは、他社のローンを利用していても借入額に影響が出ないことが他のローンと異なります。

さらにローンの用途は車購入のほか、車検や免許取得などにも利用可能。返済期間中の所有権は契約者になるため、自由にカスタマイズや乗り換えができます。

ただし、ローン審査は一番厳しいです。審査結果が出るまでに1週間程度かかるなどのデメリットがあります。

ディーラーローン

ディーラー各社が信販会社と提携したローンです。金利相場は銀行系ローンよりも高いですが、審査の難易度が低いのが特徴。審査結果が出るのも早いです。

ディーラーローンの利用範囲は、車の購入やディーラーオプションに限られています。返済中の所有権はディーラー(信販会社)にあるため、ローン契約中の車の売却はできません。

消費者金融系カードローン

消費者金融のカードローンを車の購入に利用することもできます。審査基準などは消費者金融によって異なりますが、審査は一番通りやすいといえるでしょう。審査結果の通知も早いです。

ただし金利が一番高いので、車の購入資金を借りると利息総額が高額になってしまいます。そのため、「車の購入」は現実的ではありません。

ミーア先生

迷った場合は、ディーラーローンか銀行系ローンをおすすめします。それでも審査に通らないか心配な方は、審査が甘いカーリースを検討してみましょう。

ブラックリスト入りは審査に通らない？

車のローン審査を申し込む時点でブラックリスト入りしている方は、残念ながら車のローン審査に通ることは不可能に近いです。

ブラックリストとは、過去に「自己破産」「任意整理」があった方や、現在「延滞」「未払い」がある方が対象です。

ただし、ブラックリスト入りしている方が100％審査に落ちるとは言い切れません。また、自動車ローン審査よりも甘いカーリースの審査もあります。

審査結果はすぐわかる！新車に月々10,000円台で乗る方法

車のローン審査に通らない方でも、審査の甘いカーリースなら車に乗れる可能性があります。

ミーア先生

実際に、「車のローン審査に落ちたけれどカーリースの審査に通った」という方は多くいらっしゃいます。

初期費用・頭金不要！残価を差し引くから安い

車のローン審査に通過した場合、頭金の支払いを求められるのが一般的。車のローン審査の対策として頭金を支払うとお伝えしました。しかし頭金を支払うのが難しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

カーリースは、基本的に頭金や初期費用の支払いはありません。毎月定額の月額料金を支払うだけで新車に乗れます。

フクロウ君

頭金・初期費用が不要なら、月額料金の支払いが高くなるんじゃありませんか？

ミーア先生

いいえ、カーリースは車両価格から”残価”が引かれるので月額料金は安いです。

カーリースの残価とは、契約満了時に予想される車の市場価格(残価)を差し引きます。支払いは残価を差し引いた分だけでOK。購入よりも車両価格は安くなります。

車の維持費が月額料金にコミコミ

車のローンでは毎月の返済に加えて、税金や自賠責保険料の支払いをしなければなりません。しかしカーリースは、月額料金に”契約期間分の”税金と自賠責保険料が含まれています。

カーリースなら毎年の税金の支払いをリース会社が代行してくれるため、税金の支払いのために出向いたり貯金したりする手間がありません。

車検代・メンテナンス代も定額にできる

ローンで購入した後に負担する費用は、毎月の返済金額の他に車検代やメンテナンス代も含まれます。新車購入時は3年目、その後は2年ごとに車検を受けなければなりません。

車検代は軽自動車でも8～10万円弱かかる高額なもの。ローンの返済に加えて車検代を貯蓄しておく手間がかかります。場合によっては家計を圧迫することも考えられるでしょう。

しかしカーリースは、月額料金に”契約期間分”の車検代やメンテナンス代を含めることができます。ただし全てのカーリースで最初から含まれているわけではなく、有料のオプション加入でコミコミになるサービスなどがあります。

維持費のほぼ全てを一本化できれば、車に関する費用はほぼ月額料金のみで抑えられます。車検代の支払いのために貯蓄する手間がなくなるため、家計管理も楽になるでしょう。

車種や契約内容の選択肢が豊富

車をローンで購入した場合、車をそのまま乗り続けるか売却して新しい車のローンを組むなどを選ぶでしょう。しかしカーリースなら、ローン購入よりも契約満了時よりも幅広い選択肢があります。

選択肢の内容はリース会社によって異なりますが、契約満了後に車が自分のものになるカーリースもあります。ローンでの購入と同様に車を所有できます。

フクロウ君

車がもらえるカーリースは、オリックスカーリースやMOTAカーリースなどです。

また、カーリースは車の選択肢が豊富です。購入とは違って選択肢が少ないかと思われがちですが、実際は「国産メーカーの全車種」から選べるカーリースが多いです。あなたが乗りたい車や憧れの車も見つかるのではないでしょうか。

さらに費用を抑えたい方には、中古車のカーリースもおすすめ。中古車のカーリースは費用が安いため審査がさらに甘いです。中古車は車種や走行距離などが限られますが、カーリースはさまざまなニーズに合わせた車やサービスがあります。

おすすめカーリース3選

ここからは私がおすすめするカーリースを3社ご紹介します。どれも月額料金が安く、頭金・初期費用がかかりません。さらに全て自社審査のため、他社カーリースよりも審査が甘いです。

サービス内容や月額料金に含まれる項目が異なるため、3社を比較してあなたに合ったカーリースを見つけてください。

オリックスカーリース

オリックスカーリースは、リース業界最大手のオリックス自動車株式会社が提供しています。車を大量に低価格で仕入れることができるため、月額料金が安いカーリースとしておすすめです。

オリックスカーリースの特徴は、契約期間分の車検代・オイル交換代・オイルエレメント交換代の無料クーポンが付いてくるところ。2年ごとに高額な車検代を支払う手間がありません。

また、契約満了まで利用するだけで乗っていた車をそのままもらえます。車を購入したいけれどローン審査が心配な方でも、オリックスカーリースなら審査に通る可能性があります。

定額カルモくん

定額カルモくんは、オリックスカーリースとナイル株式会社が提携しているカーリースです。

オリックスカーリースのコスパの良さをそのままに、定額カルモくんならではの自由な契約が魅力。欲しいサービスだけを選択できるため無駄がありません。

契約期間は1年～11年の中から1年単位で選択可能。さらに3種類のメンテナンスプランの中から、予算や要望に応じた契約ができます。

月額500円の「もらえるオプション」に加入すれば、7年以上の契約で車がそのままもらえます。

KINTO

【KINTO】は、株式会社KINTOが提供するトヨタ系のカーリース(車のサブスク)です。車の調達から車検・メンテナンスまでを全て自社でまかなっています。月額料金が安く、車検代やメンテナンス代が最初からコミコミです。

契約中の車検やメンテナンスは、トヨタの正規販売店で受けられます。信頼できる整備工場が分からない方でも、信頼できるメンテナンスを受けられることも魅力のひとつです。

KINTOは他社カーリースでも数少ない、任意保険料が月額料金に最初から含まれているカーリース。契約者の他に家族や友人が運転しても保険の対象になります。

KINTOは、車の維持費を月額料金と一本化したい方や、車のことを全ておまかせしたい方・保険料が高額な若い方に向いています。

車のローンに通らない場合は他の乗り方も検討しよう

車のローン審査に通らない方は、頭金などの対処法を無理に試すのは難しいことがあります。また、申込金額を減らすなどの妥協もしたくない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

カーリースなら頭金なし、月額料金だけで新車に乗れます。審査も甘い傾向にあるため、車のローン審査に通らなかった方はカーリースの審査を受けてみるのがおすすめです。

ミーア先生

審査は契約ではありません。契約前であればキャンセルできます。気軽に申し込んでみてください。

よくある質問

車のローンの審査に通らなかった理由は何ですか？

車のローン審査に通らない理由は、年齢や年収・雇用形態などが条件を満たしていないと考えられます。

また、勤続年数が1年未満の方や借入金と年収のバランスが悪い方も審査に通りにくいです。

車のローン審査に通らないときの対処法はありますか？

頭金を支払う・申込金額を下げる・転職をしない・借入金を支払う・信用情報を確認する・連帯保証人を立てる・他社の自動車ローンに申し込むなどの対処法があります。

また、カーリースで新車に乗ることも選択肢の1つとしておすすめします。

ローンを組まずに車に乗るおすすめの方法は？

カーリースがあります。カーリースは利用者の代わりにリース会社が車を購入して、利用料金を支払うしくみ。お金を借りないため審査が甘いです。

月々10,000円台で新車に乗ることができるほか、税金や自賠責保険料の支払いの手間がありません。リース会社やプランによっては、車検代やメンテナンス代も定額になります。